単純温泉
(二居温泉) 49.7度 / ph8.43 / H15.7.11
Na+ = 106.7 / K+ = 5.5 / Ca++ = 15.4 / Mg++ = 0.7
Fe++ = 0.6 / Cl- = 87 / F- = 0.7 / SO4– = 73.5
HCO3- = 71.7 / CO3– = 9.3 / H2SiO3 = 30.1
HBO2 = 3.6 / CO2 = 0.5 / 成分総計 = 406.6mg
新潟県南魚沼郡湯沢町大字三国537-1
025-789-5855
男女別内湯・サウナ・水風呂
600円
7:00 – 21:00
三国街道の国道沿いにある、湯沢町営の共同浴場です。
苗場から17号線をずっと下っていくと、途中に見えてくるので、アクセスは非常に良いです。
入浴料金は、通常だと600円ですが、町で発行している湯めぐり手形を1500円で買うことが出来る湯めぐり手形を買うと、ここを含む5箇所入る事が出来るので、1箇所300円と割安になります。
まずは外観ですが、とても立派。広々とした駐車場が完備されていて、建物も最近建てられたのでしょうか、綺麗そうです。
共同浴場のイメージとは違い、センター系な雰囲気がぷんぷんします。
内部も綺麗。ちゃんと受付があり、休憩室なども完備されています。これを共同浴場と呼ぶのは少し抵抗がありますが・・・
一応共同浴場だそうです。近所のおばあちゃんが桶を持って通うお風呂とはかなり懸け離れている気がします。
600円と言う金額も高い訳ですが、手形で実質300円で入っているので、文句は言えませんけど・・・
お風呂は内湯のみでした。
内湯に入ってまず最初に目に飛び込んだのは、白い丸湯船。ポリバスで3~4人程入る事ができ、ジャグジーでボコボコ言っています。
明るい色なので、妙に目立ちます。
それ以外にも、手前側にサウナ室、水風呂があり、右手側に洗い場コーナー。
奥に温泉の通常浴槽が用意されていました。
デザイン的に凝った造りをしており、ますます共同浴場のイメージからは懸け離れて行きます。
洗い場にはシャンプーやリンスの備え付けがあるので、便利そうではあります。
さて、肝心のお湯。無色透明の物がなみなみと張られており、岩を組まれた湯口からはお湯がざぶざぶと注がれています。
湯船からはお湯が溢れ、湯船奥の方にオーバーフローしているのですが・・・
恐らくこのオーバーフローは回収されて、濾過され、再び湯船に戻ってくるのでしょう。
明らかな循環構造で、お湯からは強烈な塩素臭がします。
あるいみ、清潔で安全なお湯と言えなくも無いのでしょうが、温泉らしさは微塵も感じる事が出来ません。
湯口から注がれているお湯も、どうやら循環濾過されて再び戻ってきたお湯のようで、湯口の時点ですでに強い塩素臭を放っています。
うーん、これではなぁ・・・
湯沢と言うと、関東の人からすれば、スキーと温泉と言うイメージが非常に強くて、伊豆、熱海、箱根、鬼怒川、草津なんかと並ぶ、代表的な温泉地だと思うのですが・・・
これではちょっと・・・残念ですね。
風情も泉質も料金も、温泉マニアに大して取り立ててアピールする事の無い所です。
使い勝手は良いので、お風呂として利用するには問題の無い一湯です。
2008-7/12
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