ナトリウム-塩化物温泉
(原町温泉) 57.4度 / 309L / 動力揚湯 / H18.3.22
Na+ = 2447 / K+ = 31 / Mg++ = 11.7 / Ca++ = 526
Cl- = 4689 / Br- = 29.7 / I- = 13.2 / HS- = 0.2
SO4– = 23 / HCO3- = 84.2 / H2SiO3 = 29.3 / HBO2 = 52.9
CO2 = 14.3 / H2S = 0.04 / 成分総計 = 7940mg
新潟県十日町市芋川乙3267
025-763-2944
男女別内湯 ・ 露天風呂
500円
10:00 – 21:00
今回の新潟湯めぐりで是非とも立ち寄っておきたかった施設です。
数年前に火事で消失してしまったと聞いたのですが、その後、再建されました。
火災前に訪れた友人の話によると、とても良いアブラ臭のお湯なのだとか。
期待に胸が膨らみます。
さて、その新施設。なかなか立派で、新しいだけあってとっても綺麗。
ただ、周囲の環境は実に寂しく、何も無い所にポツンと佇んでいます。
中に入ると、お土産などを売っており、快適そのものと言う感じでゆったりと造られています。
所謂センター系で、私の好みでは無いのですが、使い勝手は良さそうです。
お風呂は当然男女別で、それぞれに内湯と露天風呂がありました。
まずは内湯。広々とした湯船がひとつと、ちゃんと離れた所に洗い場があります。
シャワーのお湯や洗髪の泡が湯船に飛び散らないので安心。
で、お湯。コーラ色をした物が張られていました。
お湯に浸かってみたところ、うーん、良い!しっかりアブラ臭を感じます。
モール系の濃いアブラ臭で、揮発系の鼻先を突く刺激もあり、気持ちが良い!
これは期待以上でした。流石新潟県、アブラ臭温泉のメッカですね!あちこちで個性的なお湯があるので、驚きを隠せません。
ふと天井を見上げると、施設が新しいだけあって、妙に見事。
所謂、センター系にありがちな天井ですので、本来であればあまり好きではない筈なのですが、お湯が良いので、妙に美しく見えます。
不思議なモンです。
続いて露天風呂。こちらは湯船がひとつあるだけのものです。
こちらも立派な掛け流し。ちょっと面白い形をした湯船から、熱い源泉が注がれています。
お湯の印象は内湯と同じ。ただ、湯船が小さいせいもあってか、心なしかこちらの方が鮮度良く感じます。
こっちもスバラシー!
大変に気に入ってしまいました。
火災にもめげず、このような素晴らしいお湯が復活した事は、賞賛に値すると思います。
また、施設が新しくなるとお湯の使い方が悪くなる所が多いのですが、ここは以前と同じ良い湯使いとの事。
再建のついでに色々と手を広げたりしなかったのは、とても賢明で素晴らしいです。
今後もこの良いお湯をいつまでも残っていて欲しいと思いました。
アブラ臭温泉のファンであればマストな一湯です。
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