新潟県

天神の湯 (天神の湯温泉) ★4.0

ナトリウム-塩化物強温泉
(天神の湯) 42.5度 / 310L / 動力 / H15.6.17
Na+ = 10220 / K+ = 605 / Mg++ = 192 / Ca++ = 274
Cl- = 17240 / Br- = 126 / I- = 67 / HCO3- = 1436
H2SiO3 = 52.7 / HBO2 = 18.5 / CO2 = 270.3
成分総計 = 30521mg

新潟県新発田市佐々木2442-10
0254-32-6060
男女別内湯 ・ 露天風呂
600円
10:00 – 21:00

新発田市に比較的最近オープンしたと言う天神の湯に行ってまいりました。
市街地の一角にある、広々とした駐車場が完備の、使い勝手良い日帰り施設と言った感じです。
新しい施設なので、もっと大きな建物をイメージしていましたが、思いのほかシンプルに造られており、少し好印象です。他所だと、湧出量に合わない巨大な施設が多いですからね・・・

お風呂は内湯と露天があります。
まずは内湯。シャンプーなどの備え付けがある洗い場数人分が両側にあり、奥に湯船があります。


浴槽には黄土色に濁ったお湯が張られていました。
驚いた事に、浴槽付近のタイルが茶色く変色しているではありませんか!
オープンして数年でこの有様は凄いです。それだけ濃い泉質と言う事ですね。
さて、肝心のお湯。潮の臭いと強い金気臭、ガスのような臭いがします。
もっとも、私は直前に西方の湯に入っており、鼻がやられているかも知れませんので、臭いに関してはあまりアテにならないかも・・・?^^;
塩分濃度がかなり強いらしく、かなりベタベタして、一度汗を掻き始めるとなかなか止まりません。
湯口のお湯を口に含んでみたところ、かなり強い塩分と、鉄棒を舐めたような苦い金気味がしました。
なんとも力強いお湯です・・・

続いて露天風呂。こちらには湯船がひとつあるだけ。屋根がかかっているので、展望はありません。
内湯は湯気でこもりがちなので、澄んだ空気を吸いながら入浴したいならばこちらでしょう。
同じ源泉が引かれているので、お湯から受ける印象はそう変わらないものです。露天の方が温度が低く、ゆったりするのに向きそうです。
私は内湯の方が気に入りましたが、時間をかけて入れるならば露天も良さそうですね。

入浴料が600円と少々高めなのが玉に瑕。
でも、お湯の濃さは一浴の価値があります。
付近を訪れる機会があれば是非とも立ち寄ってみて頂きたい一湯です。

2006-11/3

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