アルカリ性単純温泉
(玉川スプリングス温泉)
26.8度 / ph10.1 / 100L / 動力揚湯 / H21.9.3
Na+ = 53.2 / Ca++ = 2.3 / Cl- = 4.2 / F- = 2.2
HS- = 0.8 / OH- = 2.2 / HCO3- = 29.5
SO4– = 1.9 / CO3– = 28.1 / H3SiO3 = 37.1
HBO3 = 9.5 / 成分総計 = 172mg
埼玉県比企郡ときがわ町大字玉川3700
0493-65-4977
男女別内湯 ・ 露天風呂
800円 (17時以降は500円)
10:00 – 22:00
埼玉県のときがわ町にある日帰りの温泉施設です。直前に利用した都幾川温泉の四季彩館から車で10分とかからない、同じ町内にあります。こちらも温泉博士の無料手形企画で利用させて頂きました。
生憎ながらこの日の天気は雨で、訪問時刻は夜中です。ナビ頼りで到着したのですが、周囲は真っ暗ですので、辺りがどんな雰囲気かは全く分かりません。
とりあえず、周囲に何も無い静かな場所と言う事だけは確かです。
駐車場も真っ暗で、施設の入り口が煌々と明るかったのが、妙に印象的です。
内部は少し年季が入った日帰り施設と言う印象です。入り口に綺麗な蘭の花が並んでおり、見事だなぁと見入っていると、なんと造花でした。
そんな蘭の花とは対照的に、室内には食堂から漂う美味しそうな匂いで充満しています。地域密着型とでも言うのでしょうか、
何だかアットホームな雰囲気がする所で、妙に癒されます。
お風呂は男女別に内湯と露天があります。
まずは内湯。入って正面右手に広々とした湯船があり、手前に洗い場がズラリと並んでいます。天井は低く、少し湯気蒸している印象。
湯船に張られているお湯は、無色透明です。一角にある湯口からは滝のようにお湯がざぶざぶと注がれていますが、あまりにも圧倒的な湯量から察するに、どう考えても循環がされた物のようです。
お湯から発する塩素臭が浴室全体に充満しているのは、ある意味期待通りとでも言いましょうか・・・
肌触りは少しツルツルして、柔らかい印象を受けますが、この感触は源泉そのものの特徴かと言われると、単に劣化しているだけのような気もします。
正直、源泉の特徴を掴む事は困難です。
訪れた時間帯が重なったせいかもしれませんが、利用者が結構多いです。
色んな人が湯船に浸かる事を考えると、衛生管理の為に塩素消毒するのは、止むを得ない措置とは思いますが、もう少し控えめに出来ないものでしょうか・・・
続いて露天。内湯からそのまま外に出ることが出来ます。
屋根で覆われているので、開放感はありませんが、湯気蒸す内湯とは打って変わり、外気に当たりながら入る事が出来るので、幾分快適です。
湯船は岩風呂になっており、結構広めです。お湯は無色透明で内湯と同じ源泉が引かれている模様。
湯遣いはこちらも循環がされており、しっかり塩素臭が漂います。
ただ、内湯に比べると塩素臭は弱めで、積極的に臭いを嗅がない限り、あまり気にしないでも良さそうなレベルです。
源泉の特徴は相変わらず分かりませんが、少なくとも不快な臭いに煩わされる事が無いのは、かなり助かります。
温泉である事はあまり意識せず、雰囲気の良いお風呂を楽しんでいると割り切り、まったりと湯浴みを楽しむ事が出来ました。
最後に蛇足ですが・・・露天の湯船の造りが危険です。
と言うのは、手すりがあったので、その脇から湯船に浸かろうと浴槽内にある段差の岩に足を掛けたところ、私が足を浸けた場所は、ちょうど岩と岩の切れ目で深くなっており、踏み外して浴槽内にダイビングしてしまいました。
手すりに捕まって、足元をしっかりと見ながら入らなかった私の不注意ですが・・・
何だって手すりの脇にこんなトラップがあるかなぁ。手すりがあれば、ここから入れば良いのねって誰でも思うでしょ。加えて、照明も暗くてよく見えませんでしたし・・・
少し足を打ったものの、幸い怪我はせずに済みましたが、湯船に浸かっている先客に思いっきりお湯をぶっ掛けてしまいました。あぁ、ハズカシイ・・・
私みたいな不注意者の為にも、是非改善をお願いしたいと思いました。
2010-4/3
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