単純温泉
(八幡の湯温泉井)
37.4度 / ph8.2 / 動力 / 260L / H12.1.11
Na+ = 161.7 / K+ = 5.8 / Ca++ = 5.8 / Mg++ = 1.4
Fe+++ = 1.5 / Cl- = 55.5 / HCO3- = 356.3 / SO4– = 4.2
CO3– = 9 / H2SiO3 = 33.5 / 成分総計 = 635mg
埼玉県南埼玉郡白岡町西1丁目6-9
0480-90-4126
男女別内湯 ・ 露天 ・ サウナ ・ 水風呂 など
600円
9:00 – 22:00
埼玉にある温泉スーパー銭湯です。とある雑誌で無料入浴の企画があり、折角の機会だからと訪れて見る事にしました。
たどり着いたらそこは、何だか色々とゴテゴテ看板が出ている、B級な雰囲気が漂う不思議な施設です。
「埼玉一良い泉質」「日本一安い温泉」とか、色々と張られています。
泉質については、何を持ってして良いと言う判断基準が無いので、何とも言えませんが、安いって部分に関しては、入浴料金が具体的金額として数字に出るので、600円な時点で、既に安くない。
まぁ、無料で入る私個人からすると、これ以上安くはなり得ないので、間違いでは無いのかも知れませんけど・・・
ともあれ、少し怪しい気がしますが、その宣伝通りに埼玉一の泉質だったら、これほど嬉しい話は無いので、あまり期待せず中へ。
少し雑然とした印象が無きにしもあらずな内部ですが、表の看板から想像したB級さは無い、至って普通な感じがする造りです。
フロントで雑誌を見せると、無料入浴ですが、とても感じよく受付して下さいました。
さて、お風呂。まずは内湯、入って左手側に洗い場、右手側に湯船があります。タイル張りの湯船は、ジャグジーやジェットバス、寝湯などになっております。
浴室内は湯気で篭り、そのうえ強烈な塩素臭が充満し、個人的には辛い空間です。
打たせ湯があり、その打たせ湯を照らす証明がビカビカと細かく明滅しているため、お湯が玉になって落ちているように見えます。
面白いと言えば面白いですが、目が痛くなりそうだったので、早々に露天へ退散。
で、その露天風呂。大きな湯船がひとつと、つぼ湯がありました。
まずは大きな湯船。お湯はほんのり茶褐色をした、透明の物です。鉄分を含むのでしょうか、浴槽の一部が赤錆色に変色しています。
お湯は少しツルツルする肌触りがあり、臭いはかすかな金気臭と、弱いモール臭、これまた気のせいかも知れない程度のガス臭のような物が混じります。
ただ、残念な事に、このお湯からもしっかり塩素臭を感じる事が出来ます。
うーん、素材としては悪く無さそうな源泉なのですけど・・・
岩が組まれた湯口は、滝のようになっており、熱めのお湯が注がれています。
湯口の傍に陣取ると、暖かいお湯をしっかり堪能出来ます。
陸の上には、ベンチソファがあり、ゆっくりとくつろげる様になっていました。
続いてつぼ湯。一人サイズのツボで、ココにも通常浴槽と同じお湯が張られています。
きっと掛け流しだ!と、期待したのですが、残念ながらここでも循環されている様子。お湯は少し温めですが、しっかり塩素臭が香る物です。
循環で絶えずお湯が補充されており、湯船に浸かるたびに、お湯を溢れさせる事が出来ます。
溢れたお湯はどうやら回収され再利用されているっぽいのが残念ですが、ザバザバと溢れさせる楽しみだけならば味わうことが出来ます。
ただ、ここのお湯、通常浴槽よりも塩素臭が強いのが難点。数度お湯を溢れさせたあと、退散してしまいました。
2008-12/13
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