単純温泉
(古幡3号、共益会8,12、星川第3、混合泉)
54.3度 / ph7.9 / H17.1.24
Na+ = 223.4 / K+ = 27.3 / Ca++ = 42.1 / Mg++ = 2.5
Cl- = 339.6 / F- = 0.9 / Br- = 1.7 / I- = 0.4
NO3- = 2.1 / SO4– = 110 / HPO4– = 1.3 / HCO3- = 58
H2SiO3 = 111.9 / HBO2 = 47.4 / CO2 = 12.9
成分総計 = 983.1mg
長野県下高井郡山ノ内町大字平穏2951-1
0269-33-4126
男女別内湯 ・ 露天風呂
料金 手形使用
13:00 – 20:30
湯田中温泉の一角、よろづやのすぐ近くにある大きなホテルです。
どんなのだかあまり下調べもしていませんでしたが、湯巡り手形を使う事が出来るので、折角だからと言う感じで行ってまいりました。
なかなか立派な造りで、大型の観光バスなんかが似合いそうな感じです。
ビューホテルと言う名前の通り、お風呂は展望風呂でした。
脱衣所には、お湯使いの良さをアピールすべく、源泉供給量に見合った大きさの湯船なので無駄に広く無い旨が書かれています。
これはちょっと期待出来るかも知れません。
さて、そのお風呂。勿論男女別で、それぞれに内湯と露天があります。
まずは内湯。湯船が左右に2箇所あります。右側は一段高い所にあり、通常浴槽。左側は床面とほぼ同じ高さの、ジャグジー風呂になっています。
脱衣所の掲示から期待出来るほどの小さい湯船ではありませんが、このホテルの規模からすると、少し狭いような気がして、ちょっと好感を持てます。
お湯は無色透明。ジャグジーが盛大に掛かっているにも関わらず、浴室内に不快な塩素臭はしません。
通常浴槽に浸かってみた感想は、まずまずと言ったものです。僅かにツルツル。
浴後はシットリ温まり系で、ごく微少な温泉臭(潮臭)のような物がします。
掛け流しですが、源泉温度が非常に高いため、湯口からの投入量はかなり細く、それでやっと適温まで下がるといった具合です。
続いて露天風呂。内湯からそのまま外に出ることが出来ます。
こちらには浴槽がひとつあるだけ。目隠しがされており、塀越しには湯田中の街並みを見下ろす事が出来ますが、お湯に浸かった状態では何も見る事が出来ず、ちょっと寂しい感じがします。
お湯の印象は内湯と同じで、特徴を掴み難い物ですが、こちらもちゃんと掛け流されています。
浴槽内で男湯と女湯が繋がっており、境目は鉄格子にあっているだけですので、女性は座るところを間違えるとお尻丸見えになってしまうので注意が必要です。
屋外なので空気が篭らないので、内湯より幾分過ごしやすく、滞在中はこの露天風呂をメインで使用しました。
必ずしも私の理想どおりとはいきませんでしたが、大規模なホテルとしてはお湯使いをちゃんと意識しており、その点は高く評価出来ます。
大きなホテルにもちゃんと残る「良心」のような物を垣間見る事が出来た、なかなか素敵な一湯でした。
2008-1/6
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