アルカリ性単純温泉
(鬼怒川・川治温泉観光開発1・2号混合泉)
32度 / ph9.1 / H16.9.8
Na+ = 38.8 / K+ = 0.8 / Ca++ = 92.2 / Mg++ = 0.1
Cl- = 42.2 / F- = 1.7 / SO4– = 223.8 / HS- = 0.2
HCO3- = 3.9 / CO3– = 7.6 / H2SiO3 = 33.8
HBO2 = 1.7 / 成分総計 = 447mg
栃木県日光市鬼怒川温泉大原860-2
0288-77-1251
男女別内湯
300円
営業時間 要相談 (遅い時間でも大丈夫だそうです)
知らない人はいないのでは無いかと言う程有名な、鬼怒川温泉です。
ただ、個人的にあまり好みの泉質では無く、また、大規模ホテルが林立する、マニア的には面白くない場所なので、あまり今まで立ち寄る事がありませんでした。
この日、たまたま無料入浴出来る施設があったので、そのついでに立ち寄って見ることに。
道を走っていたところ、「入浴300円」と書かれているのを見つけたので、思わず入ってしまったのが、ここ、ホテル紅葉です。
中に入ると、ご主人。「立ち寄り出来ますか?」と聞くと、「どうぞどうぞ」と、快くOK。
聞くと、立ち寄り時間は特に設けていないそうで、遅くでも大丈夫そうです。地元の人が銭湯代わりに入りに来ることもあるのだとか。
お風呂は勿論男女別。それぞれに内湯があるだけのシンプルな物でした。
その内湯ですが、湯船がひとつ、洗い場が数人分と言った、実にシンプルな物です。
お湯は無色透明で無味無臭。岩のような湯口?があり、チョロチョロとお湯が滴り落ちています。
どうやら循環されているようで、お湯が動いているのが分かります。
ただ、同時に源泉も投入されているようで、ごく微量ながら、オーバーフローもしています。
湯船に身を沈めると、ザバーっと気持ちよくお湯が洗い場に流れ去りました。
これには悪い気がしませんね。肌触りは僅かにツルツルします。やっぱり無臭で、あまり特徴は感じません。でも、アレ?覚悟していた塩素臭も全然しません。
お湯は確かに循環されているのですが、鮮度も悪い印象はありません。何だか、「清潔なお湯」って言う感じがします。意外と気持ちが良いかも・・・?
お湯から上がると、私が溢れさせた分、当然水位が下がります。
しかし、ちょっと目を離すと、いつの間にか満たされています。そして、お湯が再びチョロチョロとオーバーフロー。
もう一度入ると、ザバーっと溢れ出し、出ると、すぐにお湯が埋まる。何だろう、これ。水位が下がると、新湯が勢い良く投入されるのでしょうか。
まさか洗い場に流れたお湯が戻って来ているとは考えられないですし・・・(シャンプーの泡も同じ排水口で処理されますので)
不思議な気分ですが、楽しくて、出たり入ったりを繰り返し、何度もお湯を溢れさせてしまいました。^^;
全く期待していませんでしたが、結構良かったです。
300円と入浴代金が安いのも魅力的!ココだったら、私も毎日銭湯代わりに利用してみたいと思いました。
鬼怒川も悪くないなぁと感じた一湯です。
2008-10/5
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