ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
(坂本屋源泉) 63.2度 / ph6.5 / 72L(掘削自噴)
Na+ = 266.1 / K+ = 21.8 / Ca++ = 48.1 / Mg++ = 13.6
Cl- = 341.9 / SO4– = 60.3 / HCO3- = 294
H2SiO3 = 182.1 / CO2 = 183.7 / 成分総計 = 1432mg
栃木県那須塩原市塩原684
0287-32-4321
男女別内湯
600円
14:30 – 17:00
温泉街の真ん中にあるホテルです。
駐車場が数台分あり、そこに車を停めて利用しようとしたところ、湯巡りの場合はすぐ隣にある公共の無料駐車場をと案内されました。
歩いて30秒と掛からない場所にあるので、全く苦になりません。
むしろ、こんな所に駐車場があったなんてと言う感じです。次回以降、この近辺で湯巡りをする際に重宝しそうですね。感謝感謝・・・
お宿ですが、外見からは想像できなかったのですが、中は結構立派です。
フロントにはソファーが置かれ、なかなか寛げる空間になっていました。
湯巡りしている人はあまりいないらしく、宿泊客に少し怪訝そうな顔で見られましたが、慣れている事なのでキニシナイキニシナイ・・・
さて、お風呂ですが、2箇所あり、時間帯によって男女を入れ替えています。
私が訪れた際は「回顧(みかえり)の湯」が男性用で、「龍化の湯」が女性用でした。
宿の規模にしてはあまり広くない印象の浴場になっており、建物の構造によるものか、浴室中央に柱があり、ちょっと手狭な印象があります。
ちなみにこの柱、4面鏡張りになっていました。この辺が回顧なのかな?
素っ裸の自分が全身写り、何だかミョーな感じがします。
さて、お湯ですが、無色透明・無味無臭のものです。湯面から2メートル近くある高い所に湯口があり、そこからお湯がドボドボと注がれています。
ごく僅かにツルツルしますが、殆ど特徴を感じないお湯です。ただ、新湯投入量が結構多く、鮮度は非常に良い印象で、なかなか気持ちが良いです。
お湯自体が癖の無いものですので、温泉の臭いが不慣れな人にはオススメ出来るかも知れません。
難点は、滝状の湯口のせいか、浴室内が湯気で篭りがちな事でしょうか。
もう少し換気が良いともっと気持ちよく入浴出来ると思うんですけどね・・・
ところで、洗い場で不思議なものを見つけました。
「ご自由にお使い下さい」と書かれたすぐそこには、子供用の如雨露2つ、如雨露の蓋だけ1つ、鍬が1つありました。
お砂場セット(お風呂場セット?)とでも言うのでしょうか。
まぁ、お宿の心優しいサービスだとは思いますが、如雨露はともかく、風呂場で鍬をどう使えと言うのでしょう・・・?
きっと子供にしか分からない、想像力逞しい使い道があるのかも知れませんね。裸で無防備なお父さんを追い掛け回すとか・・・???
お父さんカワイソウに・・・って、ちょっと妄想してしまいました。(笑)
ザブザブの掛け流しと、ちょっと変わったアメニティーサービス。
面白い一湯です。
お砂場グッズは一見の価値・・・ないか、ヤッパリ。
滝湯口はちょっと斬新ですヨ!
2006-7/8
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