カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉
(村有1号泉) 59.7度 / ph7.6 / H15.3.18
Na+ = 215 / K+ = 19.1 / Ca++ = 230 / Cl- = 245
SO4– = 654 / HCO3- = 70.2 / H2SiO3 = 82.8
HBO3 = 26 / 成分総計 = 1550mg
群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉1143
0278-66-0114
男女別内湯 ・ 露天風呂
600円
8:00 – 22:00
猿ヶ京温泉の一角にある旅館です。通りがかりにどこか立ち寄ろうと思い、温泉街を車でウロウロしていたところ、「日帰り入浴可」と書かれた看板があったので、何の下知識も無いままフラリと寄ってみました。
内部はなかなか落ち着けそうな感じのする旅館で、結構綺麗に整頓されています。
お風呂は当然男女別に別れており、それぞれ内湯と露天風呂がありました。
まずは内湯。寒い季節柄、室内は湯気でモウモウとしており、ミストサウナの中にいるような感じがします。
洗い場が数人分と、3人程度入れる小さな湯船がひとつありました。
無色透明のお湯が張られており、ジャグジーされています。
ごく僅かに芒硝臭と石膏臭が香るもので、想像したよりも良いお湯です。
湯口からは熱い源泉が注がれており、温泉成分が析出して白くガチガチに固まっていました。
ただ、少し残念だったのがジャグジーで、せっかく浴感がありとても良いお湯なのですが、あまり落ち着けませんでした。
写真は仁田屋さんからご提供頂きました。ありがとうございます!
続いて露天風呂。内湯からそのまま外に出ることが出来ます。
建物の一部と言う感じの場所で、しっかりと屋根がついており、ついでに目隠しもあるので眺望はありません。
ただ、外は猛吹雪。守られていると考えれば悪くは無いのかな?
植え込みの竹が風に煽られ激しくしなっていました。
こちらにも内湯と同じ、無色透明のお湯が張られています。
4~5人入れそうな縦長の湯船で、幸いな事にジャグジーはされていません。
ゆっくり落ち着いて入る事が出来るのは嬉しいですが・・・チト温い。
手持ちの温度計で測ると38度しかありません。
湯口からお湯が注がれているのですが、たまに熱いのが出たり、温いのが出たりで、どうやら定期的に加熱をしている様子です。
それ以外にも、浴槽内にパイプ穴があり、どうも内湯と繋がっているようで、適温のお湯が少しずつ注がれています。
そんな訳で、鮮度も良くはありません。
暫くお湯に浸かっていましたが、寒くなってきたので内湯に引き上げました。
うーん、源泉の素性が良いだけに、使い方がなぁ~・・・
露天側がジャグジーになっていればだいぶ違ったのですが・・・
紅鮭曰く、女湯は内湯も露天もジャグジーになっておらず、鮮度も良かったのだとか。
羨ましいです。(ってか、なんか口惜しい・・・)
男湯に関してはあと一歩って感じが否めません。
私にとっては何だかとっても歯がゆい印象の一湯でした。
2007-1/7
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