万座温泉群馬県

万座高原ホテル (万座温泉) ★4.5

酸性・含硫黄-マグネシウム・ 硫酸塩温泉
(姥湯・大苦湯1号・大苦湯2号・大苦湯3号・竜泉の湯・嬬取の湯、6種混合泉) 62度 / ph2.1 / H29.7.26
H+ = 8.71 / Na+ = 189 / K+ = 40.5 / Mg+ = 73.8 / Ca++ = 41.3 / Fe++ = 6.88 / Mn++ = 5.47 / Al+++ = 24.3
F- = 2.9 / Cl- = 225 / HSO4- = 281 / SO4– = 959
H2SiO3 = 205 / HBO2 = 15.5 / H2SO2 = 6.2 / CO2 = 51.3 / H2S = 65.7
成分総計 = 2,200mg

酸性・含硫黄-マグネシウム・ 硫酸塩温泉
(姥湯(湯畑)) 71.3度 / ph2.5 / H24.7.31
H+ = 3.55 / Na+ = 97.7 / K+ = 22.6 / Mg+ = 45.4 / Ca++ = 40.6 / Fe++ = 5.5 / Mn++ = 3.36 / Al+++ = 7.36
F- = 1.4 / Cl- = 109 / HSO4- = 66.8 / SO4– = 559
H2SiO3 = 119 / HBO2 = 7.4 / H2SO2 = 0.6 / CO2 = 79.3 / H2S = 38.4
成分総計 = 1,210mg

確認出来た成分表は上記2種のみで、竜泉源泉や嬬取の湯の個別成分表発見できず

群馬県吾妻郡嬬恋村大字干俣万座温泉2401
0279-97-1111
男女別内湯 ・ 露天風呂 ・ 混浴露天風呂
1500円(子供750円)
9:00 – 18:00

万座温泉の一角、豊国館の隣にある立派なホテルです。
今まで何度と無く万座を訪れ、色んな旅館の立ち寄り湯をしてきたのですが、何故かこの万座高原ホテルに行きたいと思った事はありませんでした。
ん~・・・造りが立派過ぎるんですよね。しかも、ウリが混浴の露天風呂なんです。
鄙びた旅館が大好きで、混浴が苦手な私からすると、あえて行く理由が見つからず、なかなか足が向かないでいました。
今回訪れた訳は、単に、「万座で他に開拓するところが無くなってしまったため」と言う、非常にどうでも良い理由だったりします。
そんなわけで、当然お湯には全く期待をしていませんでした。

さて、内部。予想した通り、とても立派です。フロントは広々としており、受付にはスーツを着た女性がお出迎え。
なんか、入浴スタイルの私がミジメな格好をしているような気がしてきます。
入浴料はひとり1000円。分かっていた事ではありますが、やっぱり高い。支払うと、お風呂場の案内。
2箇所あるそうで、ひとつは名物の混浴露天風呂、もうひとつは男女別の大浴場とのことでした。
それぞれ離れた場所にあり、両方行くには一旦服を着て館内を移動する必要があるみたいです。私はまずは男女別の大浴場から入浴してみる事にしました。

さて、男女別の大浴場。万座高原ホテルといえば、プリンスホテル系のお宿。さぞかし立派で豪華なものだろうと思いきや、意外と素朴な脱衣所がありました。
ちょっと拍子抜けな気分。そそくさと服を脱ぎ、まずは内湯へ。
内湯は、洗い場がズラリと並び、湯船が2つ隣り合って並んでいます。向かって右手が熱め、左手側の大きい方が適温に調整されているようでした。
白濁のいかにも万座と言うお湯が張られています。
さて、どんな具合かと体を沈めてみると・・・

うーん、やっぱ、どんなに立派な施設であろうが、ここは万座温泉なのです。
気持ちが良いことこの上なし!強い硫黄臭が漂う浴感のあるお湯で、肌触りも少しヌルリとして素晴らしいものなのです。お湯は源泉温度が高い為に多少加水されている様子ですが、
掛け流しで、湯口からは少し熱めのお湯がザブザブと注がれています。
いやぁ・・・困った。本当であれば、立派なホテルのお湯なんて知れたものと酷評したかった所ですが、不覚にも良いお湯じゃありませんか!

内湯からは露天に出る事も出来ます。
こちらは屋根があり開放感全く無いとってつけたようなものです。
露天にはあまり興味が無い私。まぁ、折角だから入るだけ入ってみようと足を伸ばしてみたところ・・・
うぅむ。こちらも良いお湯で侮れません!浴槽は内湯よりも若干広い感じ。使っている源泉も内湯と同じものです。湯船のお湯は殆ど特徴的に同じものなのですが・・・
湯口からの源泉投入量が、内湯よりも気持ち多めなんですね!
ツーンと鼻を突く硫黄臭が素晴らしく、不本意ながら、大変気に入ってしまいました。

いやぁ、困った困った。何とかして酷評する材料を見つけなければと、名物の混浴露天風呂へ向かう。
こちらは結構綺麗なもので、名物と言うだけあり、大浴場よりも多くの人が利用しています。
基本が露天なのですが、脱衣所から出てすぐの所は洗い場になっていました。
混浴メインですが、一応女性専用のスペースもあるみたいです。

混浴スペースには湯船が沢山!どこに入るのか迷ってしまいます。
驚いた事に、お湯の濁り方が他の万座と少し違うのです。
なんと、入って左手の湯船に張られたお湯は長野の熊の湯みたいな緑白濁、中央にある大きな湯船のお湯は今まで見たことが無いような黄白濁に濁っているのです!
何だか凄いです。お湯自体は内湯のものと同じようで、露天で空気に晒されているせいか、劣化気味なのは否めません。浴感は内湯の方が断然良いです。
それにしてもこの色、特に黄色いのは気になる・・・
雨水でも混ざってこうなったのでしょうか。このご時世、まさか薬品と言う訳ではあるまいし・・・
とっても特徴的なお湯で、ビックリしていまいました。

この万座高原ホテル、万座温泉で入った立ち寄り出来る施設としては最後の一湯となった訳ですが、もっと早く来るべきだったと思いました。
入浴料が少々高いのが難点ですが、施設の充実度重視な方にはオススメ出来ます。

2007-4/22

※ 上記レポートで「立ち寄りできる施設としては最後の一湯」とありますが、この時まだ万座亭別館にお湯が引かれている事を知りませんでした。

2020年 1月25日 - 再訪

娘が雪遊びしたいと言うので万座に来ました。
今年は雪が少ないので、万座までくればきっと雪遊び出来るだろうと思ったのですが・・・ 万座ですら雪が殆ど無い!
仕方がないので、万座高原ホテルの駐車場をお借りして邪魔にならない端っこで雪だるまを作り、体が冷えたのでそのまま高原ホテルのお風呂をお借りしました。

久しぶりの高原ホテル。入浴料は大人1500円、子供750円です。タカイヨ!?
高原ホテルの公式HPで印刷してきた割引券を使用すると、大人料金が1200円に割り引かれます。ソレデモタカイヨ!?
この日は湯めぐりせずここ一箇所と決めていたので、ま、いっかな?
混浴の露天風呂を使う場合、女性はバスタオル巻きで入ることが出来るのですが、レンタル料300円が追加で掛かります。タカイヨタカイヨ!?
ちなみに男性も腰にタオル巻いて隠して下さい、タオルを渡されます。このタオルは無料。

(ちなみに、湯めぐり手形を買っても700円+500円で入る事が出来ます。詳しくは万座のホームページとかでご確認下さい。万座に宿泊している場合は更にお得!)

さて、最初に向かったのは高原ホテルの露天風呂。
混浴ですからね、浴室内へのカメラ等の持ち込み禁止。

脱衣所を抜けると、洗い場があります。ここは身体を洗うだけの場所。浴槽無し。
その先を抜けると混浴の露天風呂です。

まず最初に入ったのは、竜泉の湯。
ほんのわずかに青白濁した透明感の強いお湯。少しだけ硫黄臭。
案内では竜泉源泉が張られているように書かれていますが、私が入った印象はそれほど特徴を感じません。
たぶん別源泉か、混合泉だと思います。

次に入ったのは嬬取の湯、嬬取源泉だそうです。無色透明のお湯です。
見た目は温泉っぽくありません。ただ、肌触りは結構きつい酸性泉と言う印象。
硫黄臭はしません。草津の万代鉱に近い感じの印象。

お次は早蕨の湯と水晶の湯。姥湯源泉だそうです。
早蕨の湯は少し温め、水晶の湯の方が高温に調整されています。
はっきりと分かる硫黄臭、沈殿タイプの湯花で、かき混ぜると粉雪のように舞います。

混浴露天の中で一番好きだったのが琥珀の湯、大苦湯源泉だそうです。
少し温めで入りやすい温度なのですが、一番硫黄臭が強くて濃く感じます。

最後に入ったのが虹の湯、竜泉源泉です。
黄白濁のお湯、45度くらいでしょうか、熱くてあまり長湯出来ない温度。
硫黄臭の他に、粘土系の土類臭が混じる感じです。
良い意味で万座っぽくない、濃くて良いお湯です。でも、いかんせん熱い。
この日はゆっくりお湯に浸かりたかったので、あまり長湯はしませんでした。

色んな特徴のあるお湯の入り比べが出来るので楽しいです!

ただ、正直言って、混浴は落ち着かないです。
この日は利用者も少なく、私達含めて数組なのですが、カップルで来られている方達ばかりです。
女性のみなさん、ちゃんとバスタオルしているんですけどね、落ち着かないです。あっち入ったりこっち入ったりしながら、湯口をクンクン嗅いでいるオッサンなんて、普通に考えたら変態です。

まぁ、紅鮭(嫁)や娘×2(どっちも未就学児)が一緒のうちは、まだ良いんですけどね。そのうち娘たちが女性専用の露天に戻りたいなんて言うもんですから、混浴露天に私一人取り残されるわけですよ。
周りはカップルだらけ、そんな中でオッサン一人、凄く居心地悪いです。オーイ、娘たち、こっちでパパと一緒に入ろうよ。(´;ω;`)ウゥゥ

私は混浴は苦手、と言うか、どっちかと言うと嫌いな部類だったりします・・・

混浴露天の次は、男女別のお風呂にも入ってきました。
この日は利用者がとても少なく、入浴客は誰もいません。
脱衣所を掃除しているオジサン発見。混浴露天風呂にはカメラ持ち込み禁止と目立つように書かれていましたが、こちらには特にそのような案内がありません。
オジサンに「お風呂の写真撮って良いですか?」と聞いたら、「誰もいないならば良いですよ」との許可を頂きました。

さて、貸切状態で入る事の出来たお風呂。
まずは内湯、正面に大きな湯舟があり、左手側に洗い場。
以前の記憶が殆ど無いのですが、以前のレポートでは「湯舟が2つ隣り合って並んでいる」なんて書いていますので、改装でもしたのでしょうか?
うっすらと青みがかった透明なお湯が張られています。

湯口付近の湯底には白い湯花が沈殿しており、かき混ぜると粉雪のように舞って白濁します。源泉は姥湯との事で、混浴露天のそれと同じような印象。
ふんわり香る硫黄臭が心地いいお湯です。利用者が少ないせいか、鮮度がとても良い印象。

露天は内湯からそのまま出る事が出来ます。
ちなみに、露天に出る扉に「キツネに注意」と書かれていました。
キツネもお風呂に入りに来るのでしょうか?

露天に張られたお湯は竜泉源泉で、黄緑色に濁ったお湯です。
混浴露天にあった竜泉源泉のお湯は熱かったですが、こちらは42度前後の適温。うっすら土類系粘土臭+硫黄臭、少し金気臭も混じるような印象。
利用者が少ないせいか、こちらも鮮度抜群!
屋根が掛かっているので解放感はありませんが、眼下に沢を見下ろすことが出来て眺望は良いです。

お湯に身を沈めると、ザバーっと音を立てて湯舟からお湯が溢れます。これは気持ちが良いですね!
娘達が待っていたのであまり長湯できなかったのが少し悔やまれます。色々と入った中でこの露天が一番気に入りました!

少々高いですが、特徴が異なるお湯に入り比べる事が出来るので、とても楽しいです。
日帰りだとゆっくりできないので、宿泊がベストなのかもしれません。
今年は雪が少なく閑散としていましたが、普段であればスキー客で混んでいるんでしょうね。
時期を見定めて泊りで利用してみたいと思いました。

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高原ホテルでゆっくり入浴したあと、軽井沢の宿に向かう途中の山道にて、道路を横断するキツネを発見しました。
ホントにキツネいるんですね!
温泉めぐりの途中で猿とか鹿とか熊に遭遇した事はありますが、キツネに遭遇したのは初めてだったりします。感動しました!

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