単純温泉
(湯岐温泉 和泉屋旅館) 37.2度 / ph9.6 / H17.7.21
Na+ = 41.5 / K+ = 0.7 / Ca++ = 1.3 / Cl- = 5.0
SO4– = 12 / HCO3- = 24.5 / CO3– = 33.1 / H2SiO3 = 55.1
成分総計 = 175.5mg
福島県東白川郡塙町大字湯岐字湯岐17
0247-43-0170
男女別内湯 ・ 混浴内湯
500円
10:00 – 16:00
湯岐温泉にあるお宿です。
岩風呂からは少し歩いた所にあります。と、言っても、5分もかからない距離かな?
山形屋さんに比べるとちょっと大きめの旅館で、収容人数もそこそこありそうです。
ただ、ここは湯岐温泉。他所と比べると遥に規模が小さく、アットホームな印象を受ける物です。
宿にはお子さんがいるようで、玄関先やお風呂に向かう途中のお部屋には玩具なんかがチラホラと置かれていました。
さて、お風呂。男女別の内湯と、混浴の内湯があります。
混浴側は足元自噴のお湯と聞いており、期待していたのですが、先客がいたので、まずは男女別の方から入る事に。
当然私は男湯側。脱衣所に入ってみると、混浴の内湯は2箇所出入口あったようで、男湯側の脱衣所からも混浴内湯に入ることが出来るようになっていました。なーんだ。
でもこれ、女性用の脱衣所と混浴内湯を繋げた方が良かったんじゃないかな?
女性にとっては、混浴内湯用の脱衣所=共用を使用しなければならず、使い勝手悪いように思えるんですよね。。。
とりあえずまぁ、最初に入ったのは、男女別の方。
浴室の殆どが湯船と言う、なかなか割り切った造りをしたものです。浴槽は岩風呂風に作られており、無色透明のお湯が張られていました。
衝立の向こうは女湯で、湯船同士は男湯と女湯で繋がっています。
もともとは混浴だったか、足元自噴側とこちら側で男女に別れていたのを、改装してこうなったと言う感じの造りですね。
お湯は温めで、ツルツルする肌触りの、湯岐らしいものです。
ほんのり温泉臭が漂うもので、ちゃんと特徴も感じますが、あまりクセが無いので誰でも入りやすそうな感じです。
かなりの量が掛け流されているようで、鮮度も良いのですが、湯口が見当たりません。
どうやら衝立の向こう、女湯側にあるみたいです。
じっとしていると泡が付くなかなか素晴らしいもので、ココはココで、なかなか素晴らしいものでした。
続いて混浴。こちらも内湯のみで、浴室中央部分に大小2個の湯船が並んでいます。
どちらも同じお湯が張られているのですが、足元からお湯が沸いているのは、小さい方。
大きな湯船は、小さい湯船からのオーバーフローを貰うような形になっています。
当然みんなそっちを使うかと思いきや、先客の2名は足元自噴ではなく、大きい方に入っていました。
お湯は、男女別の方と同じ印象で、僅かに温泉臭がするクセの無いものです。
大きい方は温めで、40度程度。
小さい方は、僅かに暖かく、それでも41~42度程です。
小浴槽の底には、まるで排水口のような、ステンレスカバーで覆われた箇所があり、そこからお湯がこんこんと沸いている様子。
定期的に気泡がポロロンと上がり、足元自噴である事がよく分かるのですが、せっかくの気泡は壁伝いに上がってくるので、背中で受け止めて楽しには、湯船の壁にピッタリ背中をつける必要があります。
体勢的にちょっと辛く、これは非常に残念!
なんか、谷地温泉と同じようなもどかしさを味わってしまいました。
でも、素敵なお湯には違いありません。
ココも良いなぁ~!
同じ湯岐のお湯、比べてしまうと、湯量や雰囲気のせいか、岩風呂の方が好みでしたが、ココはココで実に素晴らしいです。
いやぁ・・・湯岐温泉、狭くて鄙びた所ながら、足元自噴が2箇所あるなんて、ハイクオリティな所だと思います。
今まであまり気にも留めていなかった事を深く反省した次第です。
ココも素晴らしい!山形屋旅館と並んで、泊まりで利用してみたいと思いました。
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2007-10/21
2015年 12月19日 ー 再訪・日帰り入浴
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久しぶりの湯岐温泉に来てみました!
時間の都合で、足元自噴の共同浴場には入らず、和泉屋さんのみに立ち寄り。
だいぶ前ですが訪れた時と印象は変わらずで、素晴らしいお湯でした。
でもやっぱり気になるのは、男女大浴場の配置なんですよねぇ。
大浴場の位置を男女入れ替えた方が、女性でも混浴の河鹿の湯を使いやすいと思うんですよね。
「あ!男の人が来たから、大浴場に行こう!」って、やりやすい筈なんですけど・・・
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