福島県

共同浴場 天神の湯 (湯ノ花温泉) ★3.5

単純温泉
(湯の花温泉 清滝の湯)
60.5度 / ph8.2 / 31.1L / H17.4.25
Na+ = 146.3 / K+ = 8.9 / Ca++ = 40.2
Cl- = 210.7 / F- = 4.3 / Br- = 0.6 / SO4– = 102
HCO3- = 17.4 / CO3- = 5.7 / H2SiO3 = 34.9
HBO2 = 3.6 / 成分総計 = 575.7mg

福島県南会津郡南会津町湯ノ花
男女別内湯
200円
6:00 – 22:00 (清掃で入れない場合あり)

湯ノ花温泉の中心部。県道沿いの分かりやすい場所にあり、無料駐車場からもすぐの便利な場所にある共同浴場です。
通りから階段を数段降りた、少し鄙びた感じがする建物で、雰囲気が非常に良いです。
混浴ですが、訪れた時間が早すぎたのか、お湯はまだ7割程度しか張られておらず、誰もまだ入っていません。
混浴文化自体を否定する気はありませんし、こう言う鄙びた共同浴場であれば尚更なのですが、紅鮭と一緒に湯巡りをしているので、ちょっと使い辛いんですよね。
タイミング良く入る事が出来てラッキーでした。

お風呂は、脱衣所と浴室が一体型の、とても素朴な物です。
湯船は2箇所あり、湯口からお湯が直接注がれているメイン浴槽と、そのメイン浴槽からの余り湯が注がれる仕組みになっている小浴槽です。
この時はメイン浴槽が満たされていない状態だったので、小浴槽は空っぽでした。
ポイポイ湯は好きでは無いので、お湯が張られていてもどのみち入らないのですが、オーバーフローしている状態を見たかったなぁ。
ちょっと残念。

さて、そのメイン浴槽に浸かってみた感想。
44度くらいでしょうか。少し熱めですが適温です。お湯が張られている最中と言う事もあり、鮮度は間違いなく抜群。
僅かにツルツルする肌触りがあり、お湯からはほんの少しだけ温泉臭が漂っています。
芒硝成分と思われる析出がカチガチに固まった湯口でお湯の臭いを嗅ぐと、ごく微量に硫黄臭がしますが、石湯で嗅ぐ臭いに比べると比較出来ない程に弱いです。

以前訪れた事がある友人のレポートだと、もっとしっかり硫黄臭が香っているような事が書かれていましたが、泉質が変わったのかな?
今のお湯は、これはコレで気持ち良いですけど、硫黄臭を期待していると、ちょっと期待外れな気もします。

ただ、この素朴な佇まいは見事というより他ありません!
このようなお風呂を外来者にも開放してくださっている事に、ただただ感謝の一湯です。

2008-3/8

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