いわき湯本温泉 福島県

斎菊 (いわき湯本温泉) ★4.0

含硫黄-ナトリウム-塩化物・ 硫酸塩温泉
(常磐湯本温泉 湯元温泉源泉)
59度 / ph8.1 / H12.11.29
Na+ = 523 / K+ = 16.2 / Ca++ = 59.8 / Sr++ = 0.8
Cl- = 556.6 / F- = 5.3 / Br- = 2.1 / HS- = 9.5
SO4– = 390.3 / HCO3- = 106.9 / CO3– = 6
HPO4– = 1.9 / H2SiO3 = 45 / HBO2 = 15.2
H2S = 0.8 / 成分総計 = 1743mg

福島県いわき市常磐湯本町三函236
0246-42-4171
男女別内湯 ・ 露天風呂
日帰り不可

いわき湯本を代表する共同浴場、さはこ湯から、徒歩1分程度の場所にあるお宿です。
フラオンパクの湯めぐり手形を利用し、立ち寄り入浴をして参りました。

ちなみに、この湯めぐり手形、名目だと、いわき湯本にある全ての旅館で利用出来るとあります。
でも、実際立ち寄り入浴を受け入れて下さる所は、その半分もありません。
片っ端から事前確認の電話をしましたが、清掃中だからと断る所をはじめ、「ウチは日帰り入浴を受け付けていません」と、フラオンパクの企画もなんのその、キッパリと断る所もチラホラ。
立ち寄り入浴は、お湯はお借りするもの。宿それぞれのご事情あれば、それも仕方ないとは思いますが、反面、有給を消費してまでして、平日にいわき湯本に来たのに、そりゃないよと思う私がいる事も事実。
折角「オンパク」と言う、温泉の文字を冠して開催されたお祭りなのです。基本の温泉に関するイベントは、手抜かり無く頑張って欲しかったなぁ~
と、まぁ、こんな所でこぼしても仕方が無いのですけどね。

ともあれ、ここ斎菊さんは、立ち寄りをお断りされる宿が多い中で、快く受け入れて下さった、素敵なお宿です。
出迎えて下さった女将さんは、とても感じが良く、お風呂場まで(と言っても玄関入ってすぐそこですが)まで案内して下さいました。
私なんか、たかだか立ち寄り入浴客、でも、その「たかだか」な客に、どのような態度で接するかで、そのお宿の本性が見えるような気がする、今日この頃です。
立ち寄り客を大切にして下さるお宿が、宿泊客にぞんざいな態度を取る筈がありませんからね。

さて、そんな斎菊さんのお風呂。男女別で、内湯と小さな露天風呂があります。
まずは内湯。入って正面に横長な湯船がひとつと、洗い場が数人分あります。
この日はまだ誰も利用していなかったのか、御影石のタイルが乾いていました。
桶なども綺麗に並べられています。

湯船に張られたお湯は、無色透明。じっくり観察をすると、僅かに青味がかって見えますが、これは湯船の色のせいかも知れません。
濁っているイメージが強いいわき湯本で、こんなに澄んでいるお湯も、少し珍しい気がします。
ただ、見た目は大人しいお湯ですが、入ってみると良い意味で期待を裏切られます。
強めの硫黄臭と、いわき湯本独特の、ガツンと来る力強さがあります。お湯の温度は少し熱めの適温。鮮度の良さがビシバシと伝わってきます。
通常であれば、シットリペタペタするいわき湯本のお湯ですが、この斎菊さんのは、少しツルツルした肌触りがあります。
ただ、お湯から出ると、いつものシットリ系な肌触りが残ります。これも鮮度の良さゆえでしょうか。

湯口からは素手で触るには熱いお湯がザブザブと注がれていました。この近くで、お湯をかき混ぜながら入ると、幸せを満喫出来ます。
湯口のお湯を口に含むと、いつものいわき湯本の味とでも言うべきか、少し苦めの硫黄味と、僅かな塩分、僅かな金気系のエグ味がしました。

続いて露天風呂。内湯からそのまま出る事が出来ます。
かなり小さな物で、気の置けない友人と一緒ならばともかく、出来ればひとりで入りたい大きさの物です。屋根は掛かっていませんが、開放感はそこそこです。
お手製の庭を眺めながら入れるので、悪くはありません。
お湯は、今まさに張っている真っ最中で、半分程度しかありませんでした。
肩まで浸かる事が出来ないのは残念。

ただ、小さい湯船に、湯口から出てきたばかりのお湯です。鮮度が悪かろう筈も無く、素晴らしい浴感があります。内湯の物より少し硫黄臭を強く感じます。
外気は少し肌寒く、やっぱり肩まで浸かりたいと言う事で、間もなくして内湯に戻ってしまいましたが、いわき湯本の源泉を再確認する事が出来ました。

2010-1/22

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