福島県

森川荘 (早稲沢温泉) ★5.3

ナトリウム-硫酸塩温泉
(裏磐梯早稲沢温泉) 45.5度 / S58.1.25
Na+ = 9.0 / K+ = 4.2 / Mg++ = 1.3 / Ca++ = 566
F- = 3.3 / Cl- = 49.4 / SO4– = 1328.7
HCO3- = 28 / H2SiO3 = 39.3 / HBO2 = 1.6
成分総計 = 2032mg

福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字早稲沢552
0241-34-2258
男女別内湯 ・ ポリバス露天風呂
300円
営業時間 要相談

桧原湖の北側、白布温泉に抜ける白布峠のスカイライン入り口の所に集落があります。
私のナビに「早稲沢温泉」と出て来て、あまり聞き馴染みの無い名前に興味を引かれ、行ってみたところ、こぢんまりと旅館や民宿が立ち並んでいるではありませんか!
今回立ち寄ったのは、その中の一件、森川荘と言う民宿です。
建物の手前に広々とした駐車場があるのですが、その一角に、ブルーシートが屋根代わりの、手作り感溢れる素朴な露天風呂があるのです。
もう、見た目でやられてしまい、突撃してみました。

中に入ると、女将さんが出てきました。立ち寄りは300円との事です。
玄関入ってすぐの所に内湯があります。露天について伺ってみたところ、内湯と露天どちらもどうぞと言う事でしたので、まずは内湯から利用させて貰いました。
で、その内湯。お宿の規模相応とも言える、何とも小ぢんまりとした物です。
湯口からお湯がドボドボと注がれており、湯口の上には飲泉用のコップが置かれています。
掛け流しなのだろうと思いきや、オーバーフローが一切ありません。
一瞬循環を疑いましたが、湯船内部にパイプがあり、そこから排水している造りをしていました。ちゃんと掛け流しのようです。一安心。

さて、そのお湯。無色透明で、ごく微量に硫黄臭を感じる物です。肌触りがツルツルする気持ちが良いお湯です。
芒硝特有のサラサラした感触もあり、お湯から上がるとさっと汗が引きます。
惜しげも無く注がれるお湯の為、鮮度は抜群に良いです。なんと、お湯に入って暫くすると、体毛に小さな気泡が無数についているのが分かりました。
払っても払っても、暫くすると泡が付き、出るに出られなくなってしまいます。
素朴な露天が気になっていた私は、内湯は軽く入るだけにするつもりでしたが、思わず予定よりも少し長めに入浴してしまいました。

続いて、気になる露天風呂。駐車場の一角にあり、仮設浴場のような実に素朴な造りをした物でした。
1箇所しか無く、他に利用者も居ませんでしたので、紅鮭と2人で利用。
通りから見えそうな、何とも開放的な造りです。
もっとも、交通量がかなり少なく、道からも多少離れているので、普通に入っている分には、見られるどころか、気づいても貰えないでしょう。
湯船はポリバスで、足元はプラスチックケースを組まれた素朴な物です。
屋根はブルーシート。八九郎と川原湯の特徴的な所が合体したようなイメージです。

お湯は無色透明で、内湯と同じ源泉。どうやらこの源泉は早稲沢温泉の共有源泉のようで、この宿独自の物では無いみたいです。
ただ、湯口から注がれているお湯の温度は、内湯の物に比べると3度くらい熱めの、48度くらいあります。
もしかしたら内湯のお湯は加水されていたのかも知れません。
浴槽内の温度は、44度くらいです。しかし、芒硝特有の強烈なビリビリ感があり、実際よりも遥かに熱く感じます。
鮮度は抜群。ただし、内湯にあった泡付きは確認出来ません。
舞台湯になっているので、お湯に浸かると、盛大に音を立てて溢れ出し、無上の喜びを感じる事が出来ます。これは素晴らしい!
見た目のマニアックさでもかなりの衝撃を受けましたが、お湯の良さで更に驚きました。

ちなみに、このお湯、後日成分表を改めて見たところ、成分のほとんどがカルシウムと硫酸イオンだけで構成されています。
しかも、硫酸イオンの値は、なんと、1300mgオーバー!
凄まじく気持ちが良いと感じたのは、きっとこれのせいですね。今まで色々な芒硝泉に入りましたが、芒硝成分だけがこんなに突出している所は、あまり記憶にありません。
外見の雰囲気だけで飛び込んだのですが、お湯の良さに、本当に驚いてしまいました。

ハッキリ言って、辺鄙な所にある、なかなか行く機会も少なそうな一湯です。
ただ、ココには必ず再訪したいと思います。次回は泊まりで来たいと思いました。

2008年8月23日-初訪問時のレポート

2008年11月8日-再訪&宿泊

夏に立ち寄りで利用したばかりの森川荘ですが、再訪してしまいました。なんと、今回は宿泊です!
あんまりにも素晴らしいお湯に気に入ってしまい、友人との湯めぐりツアーの拠点にしてしまいました。
私はこの森川荘がとにかく気に行ってしまったのです!

で、その友人たちの反応。
正直、駄目出し食らったらどうしようと心配していましたが、杞憂でした。
皆さん、ここのお湯の素晴らしさを分かってくれたようで、存分にお湯を堪能していました。
感無量です!この宿をイチオシした私の面子も立ちました!

今回、再訪する事で、ここのお湯が良い事を改めて確認出来ました。また、喜んでお湯に浸かる友人達を見て、私の感覚は狂っていなかったと実感できました。

ココは、本当に、良いです!

無色透明のお湯を好まない方もいるとは思いますが、偏見は捨て、一度入ってみて欲しいです。
私は硫黄泉大好きですけど、下手な硫黄泉より、ここのお湯の方がよっぽど気持ち良いと思いました。

なお、1泊2食付きで、6500円くらいでした。お料理は地の物を中心に実に美味しかったです。
お湯だけでなく、コストパフォーマンスも最高です!
また、絶対宿泊で再訪しようと誓った、素晴らしい一湯でした。

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