福島県

ますや旅館 (熱塩温泉) ★4.0

食塩泉
(熱塩温泉) 65.5度 / S38.9.23
Na+ = 390.7 / K+ = 369.8 / Ca++ = 930.4 / Mg++ = 383.5
Fe++ = 2.278 / Al++ = 20.65 / Cl- = 8824 / F- = 2.5
SO4– = 402.4 / HCO3- = 147.1 / H2SiO3 = 110.8
HBO2 = 49.56 / CO2 = 35.77 / H2S = 0.14
成分総計 = 15187mg

福島県喜多方市熱塩加納町熱塩字熱塩甲834
0241-36-2215
男女別内湯
700円
営業時間 要相談

下湯共同浴場の目の前にあるお宿です。
この日は下湯共同浴場が目的で熱塩に来たのですが、折角来たのだからどこかもう一軒と思っていた所、たまたま目についたので寄ってみました。
熱塩温泉の手前側には大きなホテルがあり、あまり私好みでは無いのですが、ココはとても小ぢんまりしていて、私的には良い感じに見えます。

中に入ってみると、結構広々としたフロント。ただ、訪れた時間のせいか、シンと静まり返っています。
「ごめんくださーい」と呼ぶと、暫くしてから中から女将さんが出て来られました。
お年を召されているようですが、とてもしっかりとした女将さんで、日帰り入浴をお願いすると快く受け入れて下さいました。
入浴料は700円。事前に何も調べず飛び込んだ訳ですが、東北の金額としては少し高い印象。
ただ、その代わりではないと思いますが、他に利用者がいないから男湯を貸切で入って良いよと仰って下さいました。

さて、その男湯。内湯のみです。
年季の入った旅館で、壁とか天井を見ると、結構使いこまれた年季を感じますが、フロアはリフォームされたばかりなのか、手入れがされた板張りになっています。
湯船は3~4人入る事が出来る、こぶりな物。そこに源泉が投入されています。
源泉をそのまま全量投入すると熱すぎるせいか、樋で一部を浴槽の外に逃がしていました。
こう言う湯口、結構見かけますね。西山の新湯旅館や、角間の越後屋がぱっと思い浮かびます。

お湯はかなり熱めで、必死にかき混ぜて48度。女将さんが「熱いからたっぷり水で薄めて入って下さい」と言っていたのも、納得の熱湯です。
入れない温度ではありませんでしたが、熱塩温泉は塩分が強く、少し疲れていた事もあって、不本意ながら加水して46度くらいに調整をして入ってみました。

うーん、熱い。46度と言う温度は、私にしてみればそこまで熱湯では無いのですが、ずっしり重い食塩泉のせいで、単純泉で同じ46度に比べると体力の消耗に歴然とした違いを感じます。
入って間もなく体が芯から温まり、体がお湯から出たいと悲鳴を上げます。でも、気持ちは良いので、脳が体が訴える悲鳴を聞き入れないような構図です。
「熱いから出たい!」「もうちょっと入っていたい」の、せめぎ合いが暫く続きます。
源泉は共同浴場と同じなので、浴感に大きな違いはありません。ただ、利用者が多い共同浴場に比べ、こちらの方が、お湯の鮮度的には少し勝っている印象です。
お湯からは金気臭と潮臭、僅かにガス臭のような物も感じます。肌触りはしっとりペタペタする感じです。

熱いお湯に3分くらい入ったでしょうか、そろそろ限界なのでお湯から出ると、今度は汗が止まりません。
湯船のふちでゴロンと寝転んでみると、何とも心地良いです。掻いた汗を掛け湯で流すのが溜まらなく気持ちが良いです。
ただ、もう一度突撃するかと言うと、なかなかそんな気にもならず・・・随分と長い間、陸の上でゆっくりとしてしまいました。
最後にさっと入って出たのですが、実際のお湯に浸かっていた時間以上の充実感を感じる力強いお湯でした。

浴後、女将さんと少しだけお話しました。とても感じが良い方です。数年前から作り始めたお豆腐料理が自慢なのだとか。
まだまだやる気満々の女将さんに心の底から「頑張って!」と言う感じがしました。
基本的には共同浴場と同じお湯ですので、源泉コンプリート型の方にはあまり縁が無さそうな気もしますが、個人的には立ち寄れてとても良かった一湯です。

2008-8/24

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