山形県

山辺温泉保養センター (山辺温泉) ★3.5

ナトリウム – 塩化物温泉
(輝らりやまのべ源泉) 49.1度 / ph7.0 / 動力 / H16.3.27
Na+ = 3156 / K+ = 136.7 / Ca++ = 475.4 / Mg++ = 47.6
Mn++ = 4.0 / Fe++ = 2.9 / Cl- = 5568 / Br- = 16.7
HS- = 0.4 / I- = 1.7 / SO4- = 21.7 / HCO3- = 181.9
H2SiO3 = 115.6 / HBO2 = 66.3 / CO3 = 67.7 / H2S = 0.5
溶存物質総量 = 11380mg

単純温泉
(近江源泉) 33.7度 / ph8.2 / 動力 / H17.3.24
Na+ = 68 / K+ = 2.1 / Mg++ = 0.6 / Ca++ = 7.3
Fe++ = 0.4 / Cl- = 44.9 / SO4- = 20.5 / HCO3- = 105.5
H2SiO3 = 56.6 / 溶存物質総量 = 312.3mg

山形県東村山郡山辺町大字大塚801
023-664-7777
男女別内湯 ・ 露天風呂
300円
6:30 – 21:00 (受付は20:30まで)

保養センターのお湯です。立派な施設で、物産市などが併設されています。
駐車場も完備されているのですが、人気が高いせいか、ほぼ満車でスペースを探すのに苦労してしまいました。

内部はいかにもセンター系と言った造りをしています。
まずは内湯。天井がとても高く、広々としています。入ってすぐの所にかけ湯があり、洗い場と湯船が離れた所にある良い造りをしていました。

さて、お湯。山辺温泉では源泉を2本所有しています。
まずは内湯、湯船が3つ並んでおり、左から近江源泉、輝らりやまのべ源泉適温浴槽、輝らりやまのべ源泉熱湯浴槽となっています。
近江源泉は単純温泉で、ほんのり黄味がかってみえる透明、無味塩素臭で、温泉らしい特徴を感じないものです。
一部がジャグジーされており、そこから放たれる塩素臭が浴室内に充満し、とても残念な事になっていました。
湯船からのオーバーフローが見られるので、一部循環の放流式とでも言うのでしょうか・・・
私にとっては有難くないものですが、ジャグジーにずっと浸かっているおじいちゃんなどもおり、利用者によって好みってそれぞれだなーと思います。

中央と右のお湯は、どちらも同じ源泉、輝らりやまのべ源泉が張られています。
こちらは塩化物泉で、透明度のある黄色いお湯が張られていました。
外からの光が差し込み、美しい輝きを放っており、先日訪れた同じく山形県内にある「アイアイひらた」を思い出してしまいました。
こちらのお湯はとても素晴らしいもので、シットリした肌触りに、モール臭と僅かなアブラ臭のような香りが混じっています。
掛け流し量が多く、お湯がとても新鮮です。人が出入りするとお湯の表面が波立つのですが、湯口から良い勢いで注がれるお湯ですぐに満たされ、
湯面が鏡張りのような穏やかな状態になります。

お湯をよく観察すると、黄色い湯花が細かく舞っていました。
感覚的に気泡が付着しそうな感じがするものでしたが、気泡の付着はありません。
熱めの方が鮮度良く、じっくりと浸かりヘロヘロに疲れてしまいました。

最後に露天風呂。こちらにも輝らりやまのべ源泉が張られています。
適温で、なかなか気持ちが良く、こちらは塩素臭が充満していないので気持ちがいいです。
ただ、掛け流し量じゃ内湯に軍配。鮮度も内湯の方が良い印象です。
ん~・・・
室内に充満する塩素臭我慢して鮮度を取るか、鮮度を我慢して塩素臭から開放されるか・・・
なんだか嫌な選択肢ですね。
内湯の塩素臭さえ無ければもっと評価したい施設なのですが、ちょっとやるせないです・・・

ともあれ、なかなか素晴らしいもので、結構気に入りました。
今回は鮭単独行動につき、紅鮭は未湯です。是非とも連れてきたいですね。
結構気に入った一湯です!

2007-3/10

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