山形県 銀山温泉

柴田屋旅館 (銀山温泉) ★4.5

含食塩硫化水素泉 (源泉名: 組協3号)
66.0度 / ph6.9 / 2712mg / 動力揚湯

山形県尾花沢市大字銀山新畑441
0237-28-2162
混浴内湯 ・ 貸切内湯 各1
宿泊 : 8500円~
日帰り不可

ご存知、銀山温泉です。ちなみに、この日は、友人から「東根温泉に泊まるよ!」と聞いており、最初からそのつもりでいた私。
東根に行く前に銀山に立ち寄ろうと誘われ、来てみたところ、「はい、今日のお宿です~!」と、この柴田屋さんに通されました。
え!?東根は!?どうやら、仲間が仕掛けた壮大なドッキリだったようです。
てっきり東根だとばかり・・・しかも、数ヶ月前から念入りな計画。驚いたったらありません!

さて、そんなこんなで、お泊りする事になった、柴田屋旅館さん。
銀山温泉の素晴らしい街並みの一角にあり、目の前に古山閣、向かって左隣に妙な外観になってしまった藤屋がある一等地です。
なかなか良い佇まいのお宿ですが、それほど飾り立てていない、素朴感が強い造りをしています。
現在では家族経営で、一日に2組しかお客さんを取らないのだとか。
この日は友人を10人以上集めての宿泊でしたので、お宿が私たちだけで貸切状態でした。
銀山でお宿を貸し切れるなんて、物凄い贅沢!!!

食事は食堂で頂きます。宿ごと貸切なので、当然私たちだけ。
広々ゆったりと利用出来ます。
お料理は地の物を中心に盛り沢山!山形名物の芋煮は、とろけるような舌触りの山形牛たっぷりで、実に美味しい!
山の宿なのに、何故かホタテなんかの刺身もついています。
一瞬、「なんでココでこれ出すかな?」とか思いましたが、箸をつけてみると意外に旨い!
どれを食べてもとても美味しく、驚いてしまいました。
こんな美味しい旅館食は久しぶりに食べました。ボリュームも物凄く、お腹はち切れんばかりになってしまいました。くるしひ・・・

さて、お風呂。混浴の内湯と、貸切のお風呂があります。
まずは貸切のお風呂。一般家庭にあるような、とてもシンプルで全く温泉っぽくない造りをしています。
と言うか、これを見て温泉だと思う人なんか、いるかな?
でも、お湯は一級品で素晴らしいものです!浴室内にはハッキリと分かる焦げ硫黄臭がたち込めており、絶品です。
ただ、源泉温度が熱いので、そのままでは入れず、ちょっと加水して温度調整する必要があります。
でも、多少の加水なんてなんのその。全く汚れていない鮮度抜群のお湯で、このうえなく気持ちが良いのです!
ハッキリ言って、感動してしまいました。スバラシイ!
少し熱めにして入ったのですが、熱くて長湯は出来ない・・・けど、お湯から出たくない・・・
あぁ・・・熱い!でももうちょっと入っていたい・・・なんて事を繰り返していたら、お湯から上がった後、フラフラでまっすぐ歩くのすらままならない状態になってしまいました。
危険なほどに素晴らしいお湯でビックリしました。

続いて混浴の内湯。しかし、混浴とは言っても、お宿ごと貸切ですので、友人同士、男女別に交互に利用しました。
脱衣所が上にあり、浴室は階段を下りた半地下のような場所にあります。浴槽の湯面は表を流れる川の水位と余り変わらないのでは無いでしょうか。
かなり使い込まれた浴室で、ボロの域に達しつつありますが、この造りをみただけでお湯の使い方が良い事が分かり、嬉しくなってしまいます。

で、肝心のお湯。こちらはお湯は源泉100%で掛け流されています。
結構熱めで、45度くらいでしょうか。外気温が低いので、お湯に浸かるまでは物凄く熱く感じますが、お湯に浸かってしまうと実に気持ちが良く、出るに出れなくなってしまいます。
銀山温泉特有の優しい焦げ硫黄臭に身を包まれ、ボケーっとしていると、夢見心地な気分です。
芒硝成分が多く含まれているのか、肌をビリビリ刺すような刺激もあります。
このお湯は気持ちが良いなぁ~!
滞在中、何度もこのお湯に浸かり、堪能する事が出来ました。

憧れの銀山温泉についに宿泊!正直、嬉しいです。
柴田屋さんは、とても素朴なお宿で、所謂作られたような温泉の情緒に欠けるかも知れません。
ただ、部屋の窓を開けて外を見ると・・・眼下にはポスターで何度も目にしてきた銀山温泉の街並みが広がっています。
この街並みを眺めていると、どこのお宿に泊まっても同じって気分になってきますね。

最後に、お会計の段階になって驚きました。
なんと、ひとり約7500円!?え、なにその金額!?安すぎるんですけど・・・
お湯良し、料理良し、そのうえ激安。これには参りました。
偉い人を接待するなどには向きませんが、個人で楽しむ分にはココで十分過ぎるような気がします。是非また来たいと思った一湯です。

2007-12/29

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