単純物泉
(大湯,新湯,山の湯,蔵王の湯,不忘の湯,花房の湯,新名号の湯)
(混合泉) 52度 / ph7.5
Na+ = 196.9 / K+ = 15.8 / Ca++ = 28.6 / Mg++ = 2.3
Cl- = 73.5 / SO4– = 227.8 / HCO3- = 244.9
H2SiO3 = 41 / CO2 = 27.5 / 成分総計 = 848.1mg
宮城県柴田郡川崎町青根温泉17-2
0224-87-2611
男女別内湯
630円
11:00 – 15:00 (手形の場合は17時まで)
青根温泉の外れにあるお宿です。
そんなに大きなお宿ではありませんが、こぢんまりとした旅館が多い青根の中では、比較的大きい施設です。
フロント脇には、お土産などが並んでいるコーナーもありました。
お風呂は内湯のみで、勿論男女別です。
まず脱衣所。旅館の規模相応と言った感じの、そこそこに広い造りです。
脱いだ服は棚に入れる仕組みで、どこにでもありそうな物。しかし、この棚、中を覗いてみると、その一つ一つに張り紙がされていました。
それぞれの張り紙には、別々の内容が書かれており、「はいは一回でいいの!」だとか、「過去を捨ててから前へ進もう」だとか・・・中には、「すたんどばいみい」と、いまいち何を言いたいのか不明な物もあります。
なんだか面白いので、一つ一つをじっくりと読んでしまいました。
チェーン店の居酒屋とかに行くと、トイレに色々と書かれてたりしますが、きっとそのノリなのでしょうね。
少し風変わりな脱衣所には驚きましたが、浴室は至って普通です。
右手側に10人程度ゆっくり入れるであろう、大きめの湯船があり、洗い場が左側に並んでいます。
季節的に仕方が無いとも言えますが、換気があまり良くないせいで、室内は湯気で真っ白になっていました。
湯船に張られたお湯は、無色透明の共有源泉。広い湯船に張られて多少劣化してしまっているのか、灰色の湯花がちらほらと舞っています。
お湯からはハッキリと伝わる芒硝臭と温泉臭がして、あぁ、青根のお湯だなぁと実感出来る心地の良い物です。
お湯の温度は適温。しっかりと掛け流されています。
鮮度が良くてビシバシと力強さが伝わる芒硝泉も好きですが、ここのお湯のように、時間をかけて角が取れ、若干丸くなった優しいお湯も良いですね。
何となくですが、以前入った、青根の大湯共同浴場(いまは不忘閣の内湯になっているとか)
のお湯を思い出しました。
2008-2/16
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