ナトリウム・カルシウム-炭酸 水素塩・硫酸塩泉
(末永の湯1号泉) 58.7度 / pH7.2 / H15.7.30
Na+ = 282 / Ca++ = 291 / Mg++ 20.7 K+ = 13
Sr+ = 1 / Mn++ = 1.4 / Cl- = 68.4 /SO4– = 347.4
HCO3– = 884.3 / H2SiO3 = 171.8 / HBO2 = 7.4
CO2 = 164.7 / 溶存物質総量 = 1999mg
宮城県大崎市鳴子温泉末沢西15-3
0229-81-2628
男女別内湯 ・ 露天 ・ 貸切風呂(別途料金)
500円
鳴子大橋を渡って、駅から対岸沿いにある、琢秀の別館、のんびり館に来て見ました。
場所は、セブンイレブンの真向かいにあります。このセブンイレブンは、何度も利用しお世話になりました。
こののんびり館、以前は、どこかの企業の研修所だったと聞きます。数年前に琢琇が買い上げて、今では誰もが利用する事が出来ます。
内部は、研修所の時の名残りか、こざっぱりとしていて味気ない造りです。
琢琇なんて聞くと、中山平の旅館を連想して、さぞかし立派な物を想像しますが、全くそんな事ありません。
私にとってはそれがかえって有難いのですが、琢琇ブランドを期待して行くと、がっかりするかも知れません。
お風呂は男女別で、内湯と露天、それとは別に、貸切の露天風呂(別料金)もあります。
まずは内湯。五角形の湯船で、壁に沿って直角になっている頂点の部分に湯口があります。
お湯はごく微量に濁っていますが、基本的には透明。40度程度で温く、しっとりツルツルする肌触りの、とても優しいお湯です。
成分的には、若干芒硝と石膏の入った重曹泉です。
温いのでゆっくりと入る事が出来ます。お湯からは僅かに薬臭と、湯口で嗅ぐと、鉱物系のアブラ臭がします。
温いので泡が付くかと期待しましたが、残念ながら付きません。
湯口を見ると、そんなに大量では無い物の、温泉成分がデロデロに析出しています。
鳴子では普通に見かける光景なのですが・・・
何と言うか、ちょっと不気味。
続いて露天風呂。
内湯からそのまま外に出ることが出来ます。樽風呂になっており、入るとザバーっと勢い良くお湯が溢れるので、実に爽快です。
源泉は内湯の物と同じで、僅かにアブラ臭が香る物です。こちらの温度は更に温くて、38度くらいでしょうか。
完全に屋根に覆われており、眺望も開放感も全く無い露天ですが、外気が入ってくるので、結構寒いです。
折しも、12月の末。この日は12月にしては暖かい日でしたがそれでも、38度は温すぎます。
軽く入って、内湯に撤退。まあ、内湯も温いんですけどね。
もう少し温度が高ければ良いのになぁと思いました。
でも、スローライフと言う名前の通り、温めのお湯に長時間浸かるのが、ここのコンセプトなのかも知れませんね。
お湯そのものは悪くありません。
ちなみに、源泉表には、末永の湯1号泉と書かれていました。
すぐ近くに末沢1号泉が張られている所を知っていますが、末永?
まあ、そう書いてあるからには、きっとそうなのでしょうね。
2009-12/27
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