単純硫黄温泉
(田沢湖高原温泉/空吹1号、2号、4号、黒湯下混合泉) 58.1度
Na+ = 71.1 / Cl- = 93.2 / HCO2- = 37.1 / SO4- = 25
H2SiO3 = 92.5 / CO2 = 90.2 / HS = 22.9
秋田県仙北市田沢湖生保内字駒ケ岳2-69
0187-46-2615
貸切内湯 × 1
ラーメン大盛り + タンメン + 入浴2名 = 2000円
民宿ルームのすぐ裏手にあります。外観は民宿と言うよりも定食屋で、中に入るとそのまま食堂って言う造りです。食事客の姿がチラホラとありました。
先客がジンギスカン鍋を突いており、その美味しい煙が部屋中充満していて何だかとても良い匂いです。
空いている席に座り、私はラーメンの大盛りを、紅鮭はタンメンを注文しました。
待たされる事10分。やっとラーメンのお出まし。
醤油ラーメンでなかなか美味しいです。正直期待以上。普段豚骨ラーメンばかり食べている私にとってはどこか昔懐かしく、ペロリと平らげてしまいました。
・・・って、これの何処が温泉レポかって???
さて本題。食後、入浴のお願いをすると、食堂奥に案内されました。
そこには内湯がひとつ。男女別には別れておらず、貸し切りで利用出来ます。
貸し切りで使うには丁度良い、あまり広くない浴室には、浴槽が一つと簡単な洗い場があります。
こちらのお湯も民宿ルームと同じで、田沢湖高原温泉で共同管理している源泉です。
最初見た時は薄っすらと白濁した比較的透明感のあるお湯でしたが、大量の湯花が湯底に沈殿しており、湯船に入ってかき混ぜると綿のような白い湯花が大量に舞い、一瞬で真っ白になりました。
少し熱めで新鮮なお湯で、強い硫黄臭と粘土のような臭いがします。
暫く入っているとじっとりと汗が出て、体がポカポカに暖まります。
温度の高さと濃いお湯のせいか、体力を矢鱈に消耗するお湯で、長風呂は出来そうにありません。
とは言え、その場をすぐに立ち去りたくない私は、結局洗い場でトドになり、硫黄の臭いを嗅ぎながら、掛け湯をしながらゆっくりと時間を過ごしました。
食事をしてゆっくり寛げる癒しの民宿です。
ゆっくりお湯に浸かってから食事をするのも良さそうですね。
とても気持ちが良い一湯でした。
2006-5/5
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