青森県

黄金崎不老ふ死温泉(黄金崎不老不死温泉) ★3.5

食塩泉

青森県西津軽郡深浦町大字舮作字下清滝15
男女別内湯 ・ 露天風呂
0173-74-3500
入浴 : 600円

温泉雑誌などではお馴染みの、日本海に沈む夕日を一望出来る露天風呂で有名な所です。
2004年のJRのポスターにも利用されていました。

まず、駐車場に到着すると、係員がお出迎えしてくれました。
「今日は沢山のお客様で、大変混雑しておりますが、宜しいですか?」との事です。
駐車場には、地元青森以外にも、品川やら大宮といった、普段よく目にする関東ナンバーや、果ては名古屋、神戸、広島など、全国各地からの車が集結している様子。
ゴールデンウィークの真っ只中じゃあ、仕方がありません。
係員の人に「混んでいても構いません」と言い、駐車スペースを案内して貰いました。

まず、館内に入って驚いたのは、人の多さ。老若男女、幅広い年齢層が集まっていました。
まぁ、これも時期的には仕方がありません。
さっさと受付を済ませ、まずは内湯に入る。

内湯には、洗い場十数人分と、浴槽が2つあります。
浴槽のうち、狭い方は無色透明の水道水。広い方には、黄土色に濁った温泉が張られています。
勿論私は温泉の方に入浴。かなり塩分の強いお湯で、体中ベタベタしてくるのが分かります。温度は43度。しかし、塩分のせいか、実際の温度よりも熱く感じ、汗が一気に噴き出しました。
ガラス越しに日本海を一望でき、ここはここでなかなか眺めが良いです。
ただ、残念なのは、浴室内に強烈な塩素臭が充満していた事。
もっとも、利用者がとても多かったので、消毒をしていなければ、それはそれで心配になるので、仕方が無い事ですが・・・

次に、ポスターなどでもお馴染み、野天風呂です。
野天風呂へ行くには、一度内湯を出てから服を着て、海岸の方へ歩いていく必要があります。
海岸傍には、簡単な仕切りで男女分けされた、開放感抜群な野天風呂がありました。

雑誌等で散々お目にかかってきた露天風呂、実際目の前にしてみると、なかなか感慨深いものがあります。
脱衣所なんて洒落たものは無く、浴槽の脇に転がっている籠に脱いだ服を詰めておきます。
風で飛ばないように、重めの服(ズボンなど)を上にしておく工夫が必要。
あまり広くない浴槽ですが、既に15人程の人が利用しておりました。

こちらのお湯も、内湯と同じで、黄土色に濁る食塩泉です。お湯の温度はぬるめで、温度計で測ったところ、僅か39度しかありません。
海岸から来る風が非常に強く、肩までどっぷり浸かっていなければ寒い位でしたが、開放感抜群のロケーションで、なかなか楽しかったです。

ただ、残念なのは、マナーをわきまえない人が多すぎる事。
野天風呂でビールを飲む集団や、タオルを湯船で絞るオジサン、海岸散歩しているふりをしながら、女湯を覗く茶髪のアンチャン。
別に直接危害を加えられた訳ではありませんが、かなり気分を害されました。
やっぱり、メジャーになってしまうと、客の質も低下してしまうんですかね・・・

私のHPをご覧になられている方は、くれぐれも他人に迷惑を掛けぬよう・・・
マナー違反や非常識な行動だけは慎んでくださいね!

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