最終入湯日 : 2007-11/11
ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
(温湯温泉 3号泉) 60度 / ph7.6 / 500L / S50.10.22
Na+ = 382.7 / K+ = 2.931 / Ca++ = 24.79 / Cl- = 404
SO4– = 223.3 / H2SiO3 = 61.06 / HBO = 16.2
温湯長漕源泉と数値が一緒なので同一源泉かな?
青森県黒石市大字温湯字鶴泉61
0172-54-8421
男女別内湯
150円
7:00 – 22:00
ちょっと変わった屋号の、「山賊館」さんです。訪れた事のある友人達の報告によると、なんと、湯口が山賊なのだそうで、ちょっと気になっていたのですね。
今回の湯めぐり行程でちょうど途上にあった事もあり、立ち寄って見ることにしました。
ちなみに、この山賊って屋号、何が由来なのでしょうね。まさか、宿主の祖先が山賊で、街道で1000人を殺めたと言う伝説の持ち主で・・・って、なわけ無いか。(笑)
ちなみに、入浴料はなんと150円です。共同浴場より安い!
って事で、自宅のお風呂代わりに使う人も多いのだそうです。
ただ、私が訪れた時間はお昼頃と言う事もあって、利用者は少なく、先客がひとりいただけでした。
さて、そのお風呂。期待の湯口以前に、浴室全体の色使いからビックリしてしまいました。なんと、全面ピンクなのです。
実に鮮やかで・・・と言うか、よくお手洗いとかで、男性用と女性用の色分けをすると思いますが、まさしくそんな感じなのです。
間違えて女性用に来てしまったかと思い、ちょっと慌てました。先客の方がおじさん(勿論男性だ!)なのでちょっと一安心。
入って右手側に洗い場が並び、湯船は左側。浴室はシンプルであまり飾り気がありませんが、妙に広いです。
湯船は浴室のピンクと対照的なブルーに塗られています。
妙にメルヘンチックな色鮮やかさですね。
さて、お湯ですが、まずは何はともあれ湯口を確認。いた、奴だ!写真で見たとおりの山賊湯口で、とりあえず感動する。山賊の口から「うばぁーーー」って感じでお湯が出ています。
その姿はまるでゲ・・・いや、やめておきましょう。
お湯は無色透明で、僅かに白い湯花が舞うものです。直前に立ち寄った飯塚客舎のお湯と同じような印象ですが、湯船が広いせいもあるのか、こちらの方が鮮度的には劣っています。
浴槽のお湯からは僅かに焦げ硫黄臭が漂い、湯口で嗅ぐと、しっかり良い臭いがしました。
利用時間が、人が多く訪れる前だったので、これでも鮮度が良い方みたいですが、訪れる時間によっては、、、ですね。
ただ、入浴代の安さは特筆すべきものがあります。
これで文句ばかり言っては、山賊から鉄槌が・・・あ、いえ、罰が当たります。
湯口マニアな方なら、必ず訪れるべき、素晴らしい一湯です。
立ち寄ることが出来て本当に良かったと思いました。
コメント