含硫黄-ナトリウム-炭酸水 素・塩化物泉
(ゆこたんノ湯) 67.7度 / ph7.5 / H18.11.20
Na+ = 449.1 / K+ = 20.6 / Mg++ = 1.9 / Ca++ = 11.5
Cl- = 218.5 / F- = 3.4 / HS- = 3.4 / SO4- = 128.8
HCO3– = 685.9 / CO3– = 1.6 / S2O3– = 1.5 / Br- = 0.4
I- = 0.3 / H2SiO3 = 130.3 / HBO2 = 22 / CO2 = 25.3
H2S = 1.2 / 成分総計 = 1706mg
岩手県岩手郡雫石町長山猫沢3-6
019-693-3600
男女別内湯 ・ 露天風呂
600円
10:00 – 19:00
(受付は1時間前に終了・冬期18時まで)
ゆこたん・・・?なんか響きがしょこたんっぽい。
しょこたんの森にすると、アキバ系の人がきっと大挙して押し寄せる事に・・・
あ、いや、なんでもない。(´・ω・`)ショボーン
玄武温泉から、網張温泉に向かう途中にある、大きな施設です。日帰り温泉にも力を入れていますが、宿泊棟も併設されており、泊まる事も出来ます。
この目の前を今まで何度も通過していますが、あまり興味が沸かず、ずっと素通りしてきました。
しかし、いつの頃からか・・・友人が事あるごとに、ゆこたんの森良いよ!と、半分冗談でおススメしてくれるようになり、その都度「行かないから!」と断っていたのですが、ついに根負けして、その友人と一緒に入ってみようと言う事になりました。
さて、たどり着いたゆこたんの森。なかなか立派な施設で、清潔感溢れるものです。広々とした駐車場は、半分くらい車で埋まっており、利用者も多いです。
入浴料は600円で、東北価格を考えたら、正直高いです。券売機で買って受付を済ませ、軽食コーナーを抜けると、その先に男女別の浴場へたどり着きます。
男女の浴場はそれぞれ造りが違うようで、日替わりで入れ替えているようです。
この日は、檜風呂が男湯、岩風呂が女湯になっていました。
さて、その檜風呂。なかなか立派で良い造りをしています。
入って正面に湯船があり、洗い場も数人分。浴舎は総ヒノキ造りで雰囲気が良いです。先客も数名おり、なかなか好評のようです。
肝心のお湯は、無色透明の物です。どんな物かと、とりあえず掛け湯してみたところ・・・ん?奴の臭いがします。そう、温泉で嗅ぎたくない臭いナンバーワンの、塩素臭です。
やや、これは、どうした事か。確かめるように何度も臭いを嗅いでみましたが、やっぱり塩素臭以外の何物でもありません。お勧めしてくれた友人も隣で首を捻っており、「以前はこんなんじゃなかったんだけど・・・」との事。
お湯に肩まで身を沈めてみると、肌触りは少しツルツルします。清潔なお湯で、悪くはないのですが・・・なんと無く肌がむず痒いです。
私は意識し過ぎなのかも知れませんが、塩素風呂に入ると、どうも、肌が痒くなるのです。
元々肌が強い方でもありませんので・・・
言うまでも無く、浴槽内のお湯は循環されています。
内湯からは「正徳の湯」と言う名前の露天に出る事も出来ます。ただ、露天とはいっても、屋根が掛かっており、窓ガラスが無いだけと言う造りの物です。
ただ、目の前には森が広がっており、風情は非常に良いです。
ただ、この露天のお湯も、内湯と同様、強い塩素臭が香る残念な物です。
それもそのはず、内湯の湯船と露天の湯船は繋がっているんですね。湯船のお湯に浸かったまま、内湯と露天を行き来出来る仕組みです。寒い冬場には嬉しいです。
それにしても、お湯が・・・
唯一の収穫は、湯口のお湯の臭いでしょうか。どうやら源泉そのままのようで、ふんわりアブラ臭と、鉱物臭のような臭いがします。
なんか悔しいので、湯口に顔を突っ込んで、思いっきり深呼吸をしてから、洗い場でシャワーを浴びて出ました。
塩素臭さえなければ、もう少し良い印象だったと思うのですが・・・
600円と言う金額も、このお湯を考えてしまうと、少し惜しい事をしたような気分です。
ただ、友人の話によると、前回は良かったそうなので、今日だけコンディションが悪かった事も考えられます
また、施設は非常に綺麗で、雰囲気は良いので、泉質に拘らない方であれば、十分に楽しめると思います。
実際、利用者は意外と多く、皆さん満足されているようでしたので、施設に快適さを求める方であれば、お勧めな一湯です。
2009-5/9
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