N氏所有 山奥の湯小屋 （？温泉）

硫黄泉

下北半島のどこか
内湯がひとつ

下北半島の某所にある、個人所有の湯小屋です。
以前から行きたいなぁと思っていましたが、なかなかその機会無く、立ち寄る事が出来ませんでした。
今回、所有者の方に連絡を取り、湯小屋の鍵をお借りして入る事が出来た次第です。
所有者の方と、私のわがままを叶えてくれた友人の両方に、この場をお借りして深く感謝致します。

しかし、土砂崩れで道が寸断されて以来、所有者の方も行かなくなってしまったそうで・・・ そこまでの道のりと、湯小屋はちょっと無残な状態になっていました。

でも、肝心のお湯ですが、足元からこんこんと沸き続けています。
白濁のお湯は、硫黄臭がかなり強くて、同じく下北にある湯坂温泉のお湯に近い印象を受けます。温度は少し温めで39度くらい。湯底からポコポコと気泡を伴って沸いていて、絶品の気持ちよさです。
暫く人が入っていないせいもあり、湯花が大量！ と言うか、ちょっと多すぎ・・・
手入れがされていれば、もっと良いお湯だったろうなぁと思います。

なかなか難しい事とは思いますが、こんな良いお湯、他でも滅多に無いので、再建して欲しいと願いました。
私の思い出の中に深く刻まれた、素晴らしい一湯です。