アルカリ性単純温泉
(温泉旅館味幸園) 46.6度 / ph9.0 / 470L / 自噴
Na+ = 187 / K+ = 3.9 / Cl- = 164.9 / HS- = 0.6
HCO3- = 114.5 / CO3– = 42.7 / H2SiO3 = 159.4
HBO = 13.6 / 成分総計 = 699mg
北海道川上郡標茶町下オソベツ
015-485-2482
男女別内湯
400円
10:00 – 22:00
「道東一の泉質」を自称する、味幸園に泊まってまいりました。
本当に道東一かどうかは不明ですが、お湯の良さは折り紙つきで、温泉チャンピオンの郡司さんも著作などで紹介をされているところです。
また、料理にも定評があり、素泊まりが多い私としては、珍しく2食付での宿泊となりました。
宿には、予定チェックイン時間を大幅に遅れ て到着。
お宿の方、ご迷惑お掛けしました。まずはなにより、急いでお食事を頂く。
定評のある料理は、「鹿鍋」と「ジンギスカン」のどちらかを選ぶ事が出来ます。
アレ? 旅館前にあった看板には、「川魚、うなぎ、鯉料理」とか書かれていたのですが、随分と肉っぽいメニューですね?
まぁ、どんな料理であれ、美味しければ満足な私にとっては、些細な事でしかないのですけれどもね。
今回はある程度の人数で行きましたので、鹿鍋とジンギスカンの両方を注文し、分け合って頂きました。
で、肝心のお味はと言うと、んまいっ!
正直、普段から鹿なんて食べた事無いし、ジンギスカンもあまり縁が無いので、同じ料理で比較した場合の違いまでは分からないのですが、普通の旅館で出す料理とは一風違い、気負わずにもりもりと食べる事が出来ます。
こう言うのもアリですねぇ~!
ひとつだけ残念だったのは、ココの名物ともされていた鹿肉の刺身が、季節的な問題か、今回はいただけなかった事でしょうか。
色んなHPで美味と紹介されていただけに、楽しみにしていたのです。
食べたかった~!
さて、食後、ここに宿泊したもう一つの楽し み、温泉に入りました。
男女別の内湯で、銭湯のような使われ方をしており、宿泊者以外の人が沢山利用されています。
浴室には湯船が一つありました。
入って右手側の大きな湯船が適温で、左手奥にある小さな湯船が熱いお湯になっています。
注がれている源泉はどちらも同じで、赤みを帯びたコーラ色をしたモール泉でした。
肌触りがヌルヌルツルツルするとても気持ちが良いもので、利用者が多いけれども鮮度が非常に良く、じっとしていると体中に気泡が纏わり付きます。
モール臭と、湯口付近で嗅ぐと硫黄臭がして、浴感も充分にあります。
新湯がざぶざぶと溢れ出す湯口にはコップが備え付けられていました。
試しに飲んでみたところ、甘味を感じる硫黄味がして、なかなか美味しいです。
こんな新鮮で気持ちが良いお湯を日常的に利用出来る地元の方々が羨ましいですね。
翌朝。宿泊者特権、日帰り入浴開始前のお湯にも入ってきました。
いやぁ・・・ 夜入った時も気持ちが良かったですが、多くの利用者でお湯が汚れる前のお風呂は格別ですね。
お湯の鮮度がまるで違う印象です。
気持ちが良く、これから一日が始まるというにも関わらず、ヘロヘロになるまで熱い湯船にどっぷり浸かってしまいました。
食事、お風呂、そして早朝の更に良いお風呂と、1泊で3度美味しい思いをさせて頂く事が出来ました。
これで1泊7000円以下なので、オススメ出来ます。
是非とも再び宿泊して、今度こそは鹿の刺身を食べてみたいものですね。
大満足の宿泊となりました。
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