青森県

共同浴場 冷抜の湯 (恐山温泉) ★4.0

最終入湯日 : 2009-7/18

酸性硫黄泉?

青森県むつ市田名部宇曽利山3-2
0175-22-3826
内湯 × 1
500円 (恐山入山料)

営業時間
恐山の開山時間次第

2005年に一度訪れた事のある恐山温泉、久しぶりに再訪してみました。
相変わらずオドロオドロしい雰囲気ですが、観光バスなんかが横付けされており、結構賑わっていました。
そんな中、私と紅鮭、友人の3人は、桶を片手に、受付へ。前回も感じましたが、周囲の人達が見たら、変な人達です。入山料は以前と変わらず500円。

まず最初に向かったのは、境内の中心にある3つの共同浴場。
前回は薬師の湯が男湯で、古滝の湯と冷抜の湯は女湯だったのです。今回は、冷抜の湯が男湯になっていました。ラッキー! 早速利用する事にしました。

初めて入る冷抜の湯、作りは薬師の湯に似ていますが、細部で異なります。
2つに区切られた湯船があり、その間に湯口が2本。片方が加水かと思いきや、どちらからも源泉が注がれています。片方が熱湯で、もう片方は少し温め。
詳細は分かりませんが、どうやら2本の源泉が注がれている様子。
冷静に観察すると、僅かに違いを感じるような・・・ 気がするだけかも知れない?

ふたつある湯船は、熱湯と温湯に分かれているかと思いきや、どちらもピリッと熱いです。
体感温度で、手前は45度、奥が46度。もはや誤差くらいの温度差しかありません。
お湯はどちらも新鮮です。臭いからして苦みを感じるような、濃い硫黄臭が漂います。
酸性値が高く、肌をピリピリ刺すような刺激を感じます。
湯口のお湯を口に含むと、期待通りの酸味と苦味を感じました。

それにしても、この浴室は風情がとても良い です。
板は張り替えたばかりなのでしょうか、ピンクに染まっており、お湯の色とのコントラストが美しいです。
思わず沢山写真を撮ってしまいました。

女湯になっている事も多いようですが、チャンスがあれば是非入って欲しい一湯です。

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