最終入湯日 : 2009-7/19
ナトリウム-塩化物泉
(六戸温泉2号源泉) 45.0度 / ph7.9 / 3579mg
単純温泉
(六戸温泉1号源泉) 33.8度 / ph7.3 / S47.12.11
Na+ = 116 / K+ = 4.63 / Mg++ = 0.78 / NH4+ = 0.21
Ca++ = 3.43 / Cl- = 133.38 / F- = 0.8 / SO4– = 14.53
HCO3- = 85.31 / 成分総計 = 466.57mg
青森県上北郡六戸町大字犬落瀬字押込93-4
0176-55-2126
男女別内湯
250円
8:00 – 22:00
六戸温泉だそうです。友人の車に乗せて貰って来たので、イマイチ土地勘が沸きません。
と言うか、六戸だ八戸だ五戸だと、相変わらずどこに何があるのか、分かりづらいです。
と、まぁ、そんな感じでたどり着いた六戸温泉。
名前の通り、旅館なのだそうですが、何だかとっても公衆浴場って感じがします。
話によると、裏手に旅館があるのだとか。(と言うか、この公衆浴場が旅館の裏手って事なのかな?)
お風呂は内湯のみです。実に銭湯チック。
結構広々とした浴室で、脱衣所から入ってすぐの正面に掛け湯用コーナーがあり、その先に湯船、浴室中央にドーンと鎮座しています。
その湯船を中心に、洗い場が3方向から囲んでいました。
湯船は2つに仕切られており、手前はジャグジーの騒がしいお湯、奥は熱めの湯船になっています。
ジャグジーがあまり好きじゃない私は、一直線に奥の湯船へ。
約46度ほどあり、熱めで入り応えあります。
お湯は基本的に無色透明。ただ、浴槽タイルの色と光の加減もあってか、ごく僅かながら緑がかって見えます。
肌触りは少しツルツルを感じます。お湯からは潮臭にも似た温泉臭を僅かながら感じます。
蛇口状の湯口からは、48度くらいの源泉がザブザブと注がれています。
口に含んでみたところ、ほんの僅かながら塩味を感じます。泉質は弱食塩泉。
熱めのお湯で、そのうえ食塩泉なので、短時間の入浴でも体がポカポカに温まり、汗が止まらなくなってしまいます。
この六戸温泉で、特筆したいのは、もうひと つある小さな湯船。
こちらは単純泉で、源泉温度が33.8度と低いので、水風呂代わりに使われています。
2人以上入るには窮屈な小さな湯船ですが、ここのお湯が実に良いのです!
こちらの湯口も蛇口状になっていますが、そこから過剰供給と言える程に、ドヒャドヒャとお湯が注がれています。
勿論掛け流しで、体を湯船に沈めると、勿体ない勢いでお湯が湯船から溢れ、洗い場を流れ去ります。
お湯は若干のキシキシ(ペタペタ?)する感触がある物ですが、ほんのり硫黄臭と、ごく僅かながら、金気臭の崩れたような臭いを感じます。
メインのお湯が塩化物泉で、その上熱いので、ヘロヘロになってしまうのです
が、この水風呂で火照った体を覚ますと、体力が回復するのが分かります。
お陰で、熱い湯船とこの水風呂を行ったり来たり出来るのです。
陽気のいい時期だったので、尚更この水風呂は気持ちが良かったです。
これはには参ってしまいました!
今まで何度も訪れている青森ですが、その都度思う事は、どの温泉に入ってもレベルが高いです。
この六戸温泉にしても然り。東京からここだけの為に足を運ぶかと言われたら、正直微妙です。
でも、もし自宅の近所にあったら、毎日通っちゃいますね!
満たされた気分でその場を後にする事が出来一湯でした。
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