北海道

温泉民宿 酋長の家 (ウトロ温泉) ★4.0

最終入湯日 : 2008-7/20

ナトリウム-塩化物・炭酸水素 塩泉
(6号・9号・10号・11号混合) 63.4度 / ph6.8 / H15.2.20
Na+ = 2860 / K+ = 109.8 / MH4+ = 2.7 / Ca++ = 217.6
Mg++ = 129.1 / Fe++ = 0.9 / Mn++ = 1 / Cl- = 3739
HCO3- = 1998 / SO4– = 301.7 / CO3– = 1
H2SiO3 = 60 / HBO2 = 61.4 / CO2 = 511.6
成分総計 = 9995mg

北海道斜里郡斜里町ウトロ東124
0152-24-2742
男女別内湯
日帰不可

ウトロ温泉の中心部にある民宿です。外見はお土産屋さんのような感じで、中に入ると、 一角はアイヌ民族の民芸品などをメインに扱うお土産屋さんになっています。
遅い時間にチェックインさせて貰い、翌日は朝早くチェックアウトしました。1泊素泊まりで4800円です。
話によると、夕食がとても旨いと評判なのですが、今回は湯めぐりを中心に行程を組んだ為、食事は無しになってしまいました。
ちょっと残念な気もしますが、何のために北海道に来ているのかを考えた場合、まぁ、仕方が無いかな。

さて、そのお風呂。内湯のみで、男女別です。浴室は家族風呂のようなとても小さな物で、友人合わせて3人で入った所、もう居場所が無いくらいに窮屈です。
お湯は黄土色に濁った物で、2人入るといっぱいな大きさ。
ちゃんと掛け流されており、オーバーフローもしています。温泉情緒とかを楽しめる浴室では無いですが、鮮度の良さは約束されているような造りで、これはこれで、結構好きです。

で、そのお湯。一言目に、熱いです。鮮度の 良さは確かに約束されていましたが、その代償としてとっても熱いです。47度あり、とても長湯出来る温度ではありません。
かき混ぜたり人が入ったりする事で、最終的には46度ほどまで下がりましたが、それでも熱いと言う事には変わりません。
お湯は強い塩分を感じる食塩泉。潮臭と金気臭+土類臭がする、いかにも食塩泉と言う特徴があるものです。ずっしり重く、汗だくになってしまいます。
入浴を開始して5分後には洗い場に3体の茹でダコが打ち上がっていました。
まったく、私を含め、ここにいる人たちは加水すると言う知恵が無いようで困りますね。(笑)

その後暫くは、洗い場で掛け湯をしながら談笑していたところ、別の部屋の方が入りたそうに来られましたので、遠慮して引き上げる事に。
もうちょっとゆっくりしていたかった気もするけど、ま、良いかな。その日は結局そのまま就寝。
翌朝もう一度入ろうかとも思いましたが、この熱いお湯と朝から勝負するのもどうかと思い、結局一度きりの入浴で終えてしまいました。
今考えれば「ちょっとモッタイナイ事をしたかな」と言う気もする一湯です。

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