北海道

翁荘 (オホーック温泉) ★3.5

最終入湯日 : 2008-7/20

ナトリウム-塩化物泉
(3号井) 43.4度 / ph7.7 / 動力 / H16.2.9
Na+ = 3696 / K+ = 97.1 / MH4+ = 4 / Ca++ = 261.8
Mg++ = 58.6 / Fe++ = 2.4 / Cl- = 6602 / HCO3- = 198.4
F- = 0.6 / CO3– = 0.8 / H2SiO3 = 123.5 / HBO2 = 36.4
CO2 = 30.5 / 成分総計 = 11110mg

北海道網走市字稲富488-21
0152-46-2048
男女別内湯 ・ 混浴内湯
400円
9:30 – 21:00

直前に立ち寄ったくすめ温泉から車で10分程度。網走市の外れのような所にある、温泉分譲地の一角にあるお宿です。
入り口付近に大きな源泉タンクがあり、お湯をそこから各分譲地に配湯していたものと思われますが、分譲地の方はすっかり誰もいなくなってしまい、ゴーストタウンのような状態です。
翁荘は、そんなゴーストタウンからは少し外れた一角にありました。

建物は最近新しくしたのでしょうか、なかなか綺麗で清潔、快適な造りをしています。
やっているのかは不明ですが、食堂なんかもあります。寂れた分譲地が嘘に思えるほどのやる気を感じます。
お風呂は食堂などがある受付フロアから階段で降りた所にありました。

浴室は男女別の内湯と、それぞれの内湯の中 間に位置する、混浴の内湯があります。
まずは男女別の浴室。建物入った直後に感じた真新しくて綺麗な印象とは一転、かなり鄙びた造りをしています。
フロアや浴槽の色が濃い為もあり、全体的に薄暗い印象を受けます。天井がさほど高くないので、熱気が全体に蒸していました。
正面に湯船が2つ並んでおり、温度差を設けているかと思いきや、どちらも同じで42度程度の適温です。
しっかり掛け湯をして、さて入ろうと思った所、浴槽内の段差にすべり、盛大にずっこけてしまいました。幸いにしてお湯がクッションになり、どこも痛くなかったのですが、盛大な転びっぷりに周りの人に心配をかけてしまいました。スミマセン・・・

さて、ダイブするような作法で浸かったお湯の印象。少しツルツルする肌触りがある、柔らかい物です。わずかに黄褐色で、足先がぼんやり霞む程度に濁っています。
お湯の中には茶褐色の湯花が沢山舞っています。あまり鮮度はよろしくない様子。
湯口のお湯の臭いを嗅いでみたところ、ほんのり潮臭と石膏臭がして、それに金気臭も僅かに混じります。
口に含んでみたところ、僅かな塩分。成分表を見る限りだと、もっと濃いお湯のようですが、それほどの濃さは感じません。
後で聞いた話によると、数年前に地震があって、その後温泉の温度が下がったのだそうです。
もしかしたらその時にお湯も薄くなったのかも知れませんね。

続いて、混浴内湯。男女入り口の前に岩が組まれており、男女の内湯同士が見えないように工夫がされています。
元々薄暗いのも手伝って、なんだか洞窟のような雰囲気があります。
お湯は恐らく内湯の余り湯を使用していると思われ、ただでさえ劣化気味のお湯が、更に劣化しています。
湯底に至っては温度が低下し少し冷たく感じるほどです。
ある意味、長湯出来る温度と言えますが、あまり入りたいと思うお湯でもありません。確認だけして早々に引き上げてしまいました。

うーん、もうちょっと鮮度が良ければ、ぐっと印象良くなったのですが・・・
私が訪れたタイミングのせいもあると思いますが、少し残念に感じてしまった一湯です。
しかし、すっかり廃墟のようになってしまった分譲地の一角で、一生懸命に頑張っている姿は、応援したくなりますね。
源泉自体は実力がありそうな良いお湯です。この源泉を廃れさせる事無く、今後も営業を続けていって欲しいと思いました。

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