最終入湯日 : 2008-7/18
ナトリウム-塩化物・炭酸水素 塩泉
(R-9号井) 27.2度 / ph8.0 / 170L / 動力 / H8.5.20
Na+ = 4865 / K+ = 36.8 / MH4+ = 74.3 / Ca++ = 90.9
Mg++ = 53.6 / Fe++ = 0.6 / Cl- = 6256 / HCO3- = 3068
HPO4– = 0.4 / CO3– = 23.6 / H2SiO3 = 51.5
HBO2 = 399.1 / CO2 = 54.4 / 成分総計 = 14970mg
北海道天塩郡豊富町字温泉
0162-82-1055
400円
豊富温泉の中心にある「ふれあいセンター」から、2車線の道道(と、言うのかな?)を挟んだ所にある、規模の大きい立派なホテルです。
ちょこっと離れていますが、ここにも源泉が引き湯されていると聞き、立ち寄ってみる事にしました。
平日の金曜日だけに、少し閑散としていますが、そこそこお客さんが来ているみたいです。
中心部の静けさがちょっと心配だったので、「豊富温泉は大丈夫なんだろうか?」と少し不安に思いましたが、ほっとしました。
内部はいかにもありふれた感じのホテルです。フロント脇にはお土産コーナーなどがあり、それをわき目に浴室へと向かいました。
お風呂は内湯のみです。
きっとここにも、個性的で強烈な豊富のお湯があるに違いない!
そんな期待に胸を膨らませ、浴室に足を踏み入れてみたところ・・・
ギャー! っと、叫びたくなるくらいの、塩素臭で、ビックリしました。(涙)
何だってこんなに塩素臭プンプンなのでしょうか・・・
お風呂は、半円のような造りをしており、右手側に洗い場。左手側に湯船があり、水風呂、沸かしの真湯(非温泉)、温泉湯船と続いています。
採光と見晴らしの良いガラス張りの造りをした浴室ですが、この臭いには萎えます・・・
何はともあれ、目指すは一番奥の温泉湯船です。
さて、こちら。まず見た目ですが、何だか薄いです。湯底が透けて見えてしまっています。
しかも、ポコポコと気泡が上がっています。ジャグジーにしては弱く、お湯を攪拌する為なのでしょうか・・・?
浸かってみた印象は、見た目通りに、薄いです。ふれあいセンターにあった、強烈で濃いお湯のイメージは見る影もありません。
僅かにツルツルしますが、アブラの油膜が張ったようなツルツルではなく、普通に肌触りが良い程度です。
お湯からは僅かにアブラ臭と、土類系臭素臭のような、複雑な臭いがします。
しかし、それ以上に強い、室内に充満する塩素臭で、何が何だか・・・ 恐らく真湯から漂う匂いだとは思うのですが、もはや、この温泉からも漂うのかどうか、判別不能です。
湯口からは、加温されて素手では触る事の出 来ない源泉が、チョロチョロと注がれていました。この湯量でこの湯船を満たすには、一晩あっても足りないくらいの投入量です。うーん、これではちょっとなぁ・・・
ただ、あつあつに加温されているせいもあってか、湯口で嗅ぐアブラ臭は物凄く強烈で、ふれあいセンターのそれを軽く凌駕しています。鼻先をくっつけて臭いを嗅いでみたのですが、あまりにも強い刺激臭にのけぞってしまいました。
湯口の臭いは強烈です。
しかし、それ以上に評価するポイントが乏しいかな・・・?
立派系ホテルですので、お湯は関係無く、快適に宿泊したい人にはお勧め出来そうです。
ちなみに、掲示されている温泉成分表が他所とは別物でした。
まさかここだけ別源泉なのでしょうか!?
だったらなおさら、良いお湯の使い方をして欲しかったなぁ~・・・
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