最終入湯日 : 2008-7/19
酸性・含鉄(II)-アルミニ ウム・カルシウム-硫酸塩泉
(カミホロ荘源泉)
29.8度 / ph2.4 / 自然湧出 / H12.10.26
H+ = 4 / Na+ = 21 / K+ = 4.4 / MH4+ = 5.3 / Mg++ = 20.1
Ca++ = 109.5 / Al+++ = 62.6 / Mn++ = 1.3 / Fe++ = 21.5
F- = 3.9 / Cl- = 76.7 / SO4– = 824.3 / HSO4- = 110.5
H2SiO3 = 186 / HBO2 = 56.1 / CO2 = 606.1
成分総計 = 2116mg
北海道空知郡上富良野町十勝岳温泉
0167-45-2970
600円
北海道最高所の温泉「凌雲閣」の手前にあるお宿です。
凌雲閣が山小屋のような素朴なものだったのに対して、このカミホロ荘は、結構立派な造りをしています。
お湯は凌雲閣とは別の源泉を使用しているとの事。凌雲閣からの行き帰りで目の前を通過する形になり、気になるので、立ち寄ってみる事にしました。
内部はとても清潔にされている印象です。使い勝手も良さそうで、好感が持てます。
お風呂は内湯と露天があります。
まずは内湯。木をふんだんに使った、雰囲気の良い浴室で、広々としています。
手前に洗い場があり、奥に湯船がありました。
湯船の前には大判のガラス窓があり、採光がとても良いです。どうでも良いですが、余り採光が良すぎると、写真を撮るときに逆光になってしまって、良い絵にならないんですよね。
まぁ、そんな事を考慮して建てられる浴舎なんて無いと思いますけど・・・
さて、そのお湯。透明度はありますが、わずかに黄土色に濁っていて、鉄さび色の湯花を確認出来るものです。
源泉温度が低いために加温されていると聞きますが、ちゃんとかけ流しになっており、鮮度が良いです。
肌触りは少しペタペタする感じで、お湯からは僅かに温泉臭が漂いますが、特徴は控えめです。どう表現すれば良いのか・・・ ですが、しゃきっとするお湯です。
矢印のような形をした湯口から熱めに加温されたお湯が注がれています。鼻先を近づけて臭いを嗅いでみたところ、僅かに金気臭がしました。
こちらには露天風呂もあり、内湯からそのまま外に出ることが出来ます。
露天も木をふんだんに使った温もりを感じる事の出来る湯船で、お湯は内湯の物と同じく、源泉を加温した物が掛け流しで使用されています。
ベランダのような間取りの露天ですが、眺望がとても良く、開放感があります。
空気が澄んだ日であれば、眼下に富良野の街を見下ろす事も出来るそうです。
雰囲気が良い所なので、ふらりと立ち寄るにはとても良さそうな所だと思いました。
湯めぐりをする際は、凌雲閣とセットで立ち寄ってみると良さそうです。
ものすごい特徴がある訳ではないですが、結構気に入った一湯です。
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