北海道

国民宿舎 白銀荘 (吹上温泉) ★3.5

最終入湯日 : 2008-7/19

酸性-ナトリウム・カルシウム -塩化物・硫酸塩泉
(保養センター泉源1) 42.9度 / ph3.0 / H8.11.21
H+ = 1 / Na+ = 237.2 / K+ = 44.2 / MH4+ = 6.4
Mg++ = 27.6 / Ca++ = 119.2 / Al+++ = 13.7 / Mn++ = 3.9
Fe++ = 4.8 / Fe+++ = 2.1 / F- = 1.4 / Cl- = 589.5
SO4– = 323 / HSO4- = 10.9 / H2SiO3 = 244.5
HBO2 = 145.7 / 成分総計 = 1775mg

酸性-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
(保養センター泉源2) 48.6度 / ph3.0 / H8.11.21
H+ = 1 / Na+ = 245.4 / K+ = 47.1 / MH4+ = 7.8
Mg++ = 27.3 / Ca++ = 120 / Al+++ = 12.6 / Mn++ = 2.6
Fe++ = 4.6 / Fe+++ = 4.6 / F- = 1.4 / Cl- = 624.2
SO4– = 277.8 / HSO4- = 9.4 / H2SiO3 = 254
HBO2 = 159.1 / 成分総計 = 1800mg

北海道空知郡上富良野町吹上
0167-45-4126
600円

「吹上露天の湯」のほど近くにある、立派な施設です。センター系のようにも見えますが、
宿泊も出来るようで、正確には旅館のようです。
立派な駐車場が完備されていて、結構多くの車が泊まっています。
れ以外にもキャンプが出来るスペースがあり、キャンピングカーや、テントを張る人達の姿も見えました。

内部も、駐車場に停まっている車から想像出来る通りに、とても盛況です。
受付で入浴代を支払い、お風呂はそこから階段を降りた所にありました。
当然男女別で、それぞれに内湯と露天があります。それ以外に、混浴スペースがありましたが、こちらは水着着用でなければ入れないようです。ファミリー浴場とあるので、子供を連れた家族向けの設定みたいです。水着を持ってきていない私は当然入ることが出来ませんでしたが、中からちらっと見えた限りでは、岩風呂のプールみたくなっているようで、じゃばじゃばと泳いでいる子供(まさか大人?)の人影がありました。

さて、まずは内湯。
とても広々としていて開放的かつ便利な造りをしています。
サウナ、水風呂、通常浴槽が2つ。そのほかに洗い場などがあります。
通常浴槽は上段と下段に分かれており、下段の方は広々としていましたが、一部でジャグジーになっていました。

お湯は無色透明です。浴槽にヒノキが使用されているので、ヒノキの臭いが非常に強く、お湯そのものの臭いは完全にかき消されてしまっています。
さらりとした特徴の肌触りで、湯口のお湯を口に含むと、僅かながら酸味を感じることが出来ます。なんとなく落ち着けるお湯で、個人的には結構好きです。
このお湯と浴室の感じ、どこか別の所であったような気がするんだけどなぁ。
ちょっと思い出せません。

露天風呂は、内湯からそのまま出ることが出来ます。
一部屋根が掛かる休憩スペースがありますが、それ以外には天井も無く、とても開放的です。開放的過ぎて駐車場から丸見えなのですが、ご愛嬌と言う事で。
こちらは岩風呂になっており、手前から「ぽかぽかの湯」「活力の湯」「やすらぎの湯」の3つの湯船が並んでいます。それぞれの湯船は繋がっており、湯口はぽかぽかの湯にあります。つまり、手前が熱めで、奥がぬるめと言う設定のようです。

とりあえず鮮度が良いお湯に浸かってみた かった私は、どれくらい熱いのかと、ぽかぽかの湯に触ってみました。 ・・・が、すぐに手を引っ込めました。
「なんじゃこりゃあ!」と叫びたくなるくらいに熱いです。たぶん50度は超えています。
湯口からはお湯が容赦無くざぶざぶと注がれており、もし入ったならば、揺れるお湯のせいで、体感温度は確実に50度以上になるでしょう。
ハッキリ言って無理過ぎます。ここは諦めて、「活力の湯」に挑戦してみることにしました。

で、その活力の湯。お湯の表面温度は48度くらいです。腕を30秒程度浸けてみて、行ける事を確認。片足を入れてみました。うーん、熱い。
熱い熱い熱い。熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い!!!
と、言うことで、ギブアップ。お湯の表面は48度ですが、湯底はもっと熱く、やっぱり50度近くあるようです。限界温度超えています。

ちょっと敗北感のような物を感じつつ、結局一番奥の「やすらぎの湯」で落ち着くことになりました。こっちはちゃんと適温で、42~43度です。
普通に気持ちが良い温度です。
なんつーか、手前2つの湯船は、つまり、源泉温度冷ます為の仕掛けなんですかね?
ともあれ、吹き抜ける風も気持ちよく、快適に過ごすことが出来ました。

露天の熱湯に入る事が出来なかったので悔しさが残りますが、清潔で使い勝手が良く、気持ちが良い所でした。
強烈な個性のお湯をお求めの方には、少々物足りないかも知れませんが、無難にお勧めが出来る一湯です。

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