含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉
(元湯) 97.8度 / ph7.8 / S61.11.25
Na+ = 512.2 / K+ = 50.2 / Ca++ = 75.6 / Cl- = 789
F- = 1.8 / SO4– = 194 / HCO3- = 73.8 / HS- = 3.66
H2SiO3 = 249.6 / HBO2 = 111.8 / H2S = 0.66 / CO3 = 3.8
成分総計 = 2067mg
長野県下高井郡山ノ内町大字佐野
男女別内湯
ジモ専
基本的に立ち寄り不可
穂波温泉の一角、とても目立つ所にある、外観が立派なお風呂です。
基本的にはジモ専で、施錠されており、一般客が入浴することは出来ません。
ただし、観光協会主催の「まるごてら号」を利用すれば、すぐ裏のホテルから鍵を借りて入浴する事が出来ます。
なんとこちら、源泉が浴場の真裏にありました!立ち上る湯気からはほんのり硫黄の香りが漂っています。これは期待が出来そうです!
内部はシンプルなタイル張りで、結構使い込まれた年季を感じますが、ちゃんと手入れがされているのが分かります。素朴な共同浴場と言う感じが私の好みとピッタリ一致し、とても落ち着きます。
お湯は無色透明で所々に白湯花が粉雪のように舞うもの。注がれたお湯は湯船からオーバーフローしています。
湯底のお湯を捨てる為か、洗い場のタイルの一角にパイプ穴があり、ここからもお湯が溢れ出ていました。
戸倉の国民温泉のような仕組みですね。
さて、お湯に浸かった印象。一言で言うと、柔らかくて優しいお湯です。
肌触りが少しツルツルするもので、臭いはほんの僅かに硫黄臭がします。
湯口から注がれるお湯の臭いを直接嗅いでみたところ、はっきりと硫黄臭を感知する事ができ、口に含むと僅かに甘い硫黄味がしました。
惜しむらくは、源泉温度が非常に高い為、常時加水されているのが唯一の難点でしょうか。
源泉そのままの状態で入ってみたい気もしますが、火傷必至なので、致し方ありませんが・・・
源泉が浴場の真裏にあるだけあって、鮮度が素晴らしいです。
ここはとても気に入りました。
こんな良いお湯に入れるなんて、近隣の方々がとても羨ましい一湯でした。
2007-7/14
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