ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉
(窪湯)
59.1度 / ph8 / H5.8.6
Na+ = 227 / K+ = 4.6 / Mg++ = 0.5 / Ca++ = 156
Cl- = 120 / F- = 4.1 / SO4– = 693 / HCO3- = 20.4
H2SiO3 = 60.6 / HBO2 = 6.1 / CO2 = 14.1
成分総計 = 1310mg
群馬県利根郡みなかみ町湯宿温泉608
0278-64-0606
男女別内湯
550円
12:30 – 16:00
湯宿に数軒ある旅館のひとつです。以前湯宿を訪れた際、立ち寄りをお願いしたものの、清掃中で断られてしまった事があります。
ただ、その際にとても感じが良かったので、是非もう一度来たいと思っていた所でした。
今回は、お願いしたところ、宿泊の方が入っているので、少し待って頂けるならばとの事。
一旦出直し、時間を置いて再度お願いした所、今は誰も入っていないからどうぞと入れていただく事が出来ました。
宿泊客を大切にされている姿勢が伝わってきます。また、今回もとても感じが良く、やっぱり素敵な所だなぁと、改めて実感しました。
お風呂は男女別で、内湯のみ。玄関入ってすぐの左手側にあります。
お宿の規模相応と言う感じがする、小ぢんまりとした作りのもので、湯船がひとつと、洗い場が数人分あります。
お湯は窪湯源泉で、温度が高いので加水しているとの事。湯船には無色透明のお湯がなみなみと張られていました。循環はしておらず、ちゃんと掛け流されている様子です。
お湯に体を沈めてみると、42度程度でしょうか。ほぼ適温ですが、共同浴場などの熱いお湯を期待すると、少々物足りなく感じてしまいます。
ただ、しっかり芒硝成分を感じる事は出来て、入った直後は僅かながらピリッと肌を刺すような刺激があります。
うっすらと芒硝臭があり、お湯から上がるとサラサラして気持ちがいい、癖の無い感触。
湯めぐりしはじめの頃は、兎に角強烈で特徴的なお湯が好きでしたが、最近はこう言うお湯が好きになって来ました。
湯口のお湯を口に含むと、ほとんど味がしないのですが、僅かに薬味味のような芒硝味がします。
少し薄暗くて雰囲気が良い浴室で、ゆっくり寛ぐ事が出来るのも良いですね!
やっと入浴する事が出来た金田旅館さん。
とても感じが良いお宿で、内部も小奇麗な印象。鄙びた所ばかりなのかと思っていた湯宿のイメージが少しだけ変わりました。
今後、三国街道を通過する旅に、この金田旅館さんの対応の良さを思い出す事になるでしょう。とても素敵な一湯でした!
2008-4/13
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