含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
(森の山源泉 ・ 森の山2号源泉)
60.4度 / ph7.3 / H26.12.6
Na+ = 514.2 / K+ = 11.4 / Ca++ = 157.1
Cl- = 933.5 / Br- = 2.7 / SO4– = 133.1
HCO3- = 92.8 / H2SiO3 = 50.6 / H2S = 0.8
蒸発残留物 = 2146mg
山形県南陽市赤湯2956-7
男女別内湯
0238-40-2924
100円
午前6時~午前11時
午後1時~午後9時
山形県南陽市の赤湯温泉には共同浴場が5箇所あります。
このあずま湯はそのうちのひとつ。
共同浴場と言うと、路地裏にヒッソリ佇んでいるイメージがあるのですが、このあずま湯は国道13号と国道113号の交差点脇の一等地にありました。
施設内部はかなり鄙びた感じですが、共同浴場と呼ぶには立派過ぎるつくりをしています。
利用はしませんでしたが、休憩所までありました。ちなみに、赤湯にある共同浴場5箇所のうち、休憩所まであるのはここだけです。
入浴料は僅か100円。普段関東にある500~700円の施設ばかり入っている私にとっては、タダみたいに感じる金額です。
こんな安く温泉に入れるなんて、羨ましい限りですね。
お風呂は内湯のみで、いかにも共同浴場と言ったシンプルな造りです。
当然ですが、備え付けのシャンプーや石鹸はありません。
タイル張りの浴槽は10人くらいゆったりは入れそうな広々としたものです。
無色透明で所々白い湯花が舞うお湯が張られていました。
肌触りはシットリする感じで良いお湯です。ほのかに香るコゲ硫黄臭とても心地よく、体も芯からしっかりと温まりました。
湯口からは手ではギリギリ掬えない程度に熱いお湯が掛け流されています。
桶にすくって飲んでみた所、ほんのり塩味と硫黄味のするとてもおいしいお湯でした。
うーん。こんな安い金額でこんな良いお湯に浸かれるなんて・・・
近隣住民の方が羨ましくって仕方が無いですね。
近所にあったら仕事帰りに毎日立ち寄ってしまいそうな、大満足の一湯でした。
2006-1/7 - 初訪問時のレポート
2020年 1月2日 - 再訪
かなり久しぶりの再訪です。
久しぶり過ぎて、どんな所だったかいまいち覚えていません。
記憶を呼び覚ましながらの入浴って楽しいですよね。断片的に覚えていた点が線で結ばれるような感覚が好きです。
あ~、そういえば、こんな感じのお風呂だったよなぁ~
ちなみに私は赤湯温泉の普通の街中に溶け込んでいるような風情が好きです。
うっすらと硫黄臭香るお湯。
強いクセはありません。でも、ただのお湯ではなく温泉だという主張も感じます。こういうお湯だったら毎日入っていても飽きる事がないでしょうね。
このお湯が日常生活の一部になっている人たちが羨ましくてなりません。
ちなみにあずま湯が私にとって2020年最初の一湯になりました。
今年も良い温泉と沢山出会える事を祈っております。
(なんて書きながら、間もなく5月も終わろうとしています。
コロナのせいで温泉に行けず自粛継続中です・・・ 泣)
コメント