山形県

テルメ柏陵(舟唄温泉) ★4.5

含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
(大江3号源泉) 60.6度 / ph7.0 / 掘削 / H18.9.15
Na+ = 4445 / K+ = 68.9 / Mg++ = 50.5 / Ca++ = 2242
Cl- = 11060 / Br- = 46.6 / I- = 1.9 / HS- = 9.6
SO4- = 202.5 / HCO3- = 12.6 / H2SiO3 = 30.6
HBO3 = 29.2 / CO2 = 33.9 / H2S = 10.9
成分総計 = 21830mg/kg

↓ 参考資料 ・ 旧源泉(枯渇) ↓
含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物 温泉
(大江1号源泉) 52.6度 / ph8.2
Na+ = 4827 / K+ = 70.5 / Mg++ = 60.7 / Ca++ = 2191
Cl- = 11750.0 / Br- = 45.3 / HS- = 12.1 / SO4- = 181.6
HCO3- = 56 / H2SiO3 = 73.6 / HBO2 = 84.7 / CO2 = 56.6
H2S = 8.3 / 成分総計 = 21743mg/kg

山形県西村山郡大江町藤田831-40
0237-83-4126
男女別内湯
300円
6:00 – 21:00

道の駅「おおえ」の裏手にあるセンター系施設です。
しかし、センター系と言って侮る無かれ。
あの温泉チャンピオン郡司さんもオススメの施設で、私の温泉仲間からも「絶対に入っておいた方が良いって!」と、激しく薦められました。
と、言うわけで、今回の山形行きでほぼメインとも呼べる場所だったりします。

さて、施設の造りはと言うと、所謂どこにでもありそうなセンター系。
こんな所に良いお湯があると言われても、「えぇ~マジぃ~!?しんじらんなぁい!」と言うのが率直な感想です。
しかし、そんな私の勝手な偏見を打ち砕く、すんばらしいお湯だったんだな、これが。

浴室は内湯のみで露天はありません。
しかし、内湯とは言えどもかなーり広々としており、使い勝手は非常に良い。
洗い場などはとても充実しており、いかにもセンター系と言った感じです。
浴槽は2つ。手前が熱めで、奥は温めに設定されていました。

さてさて、肝心のお湯ですが・・・
薄青色に灰白濁したもので、見た目にも何だか凄い。
臭いはアブラ臭にも似た硫黄臭で、今までにあまり嗅いだことのない変わったものです。
喜連川早乙女に似ているかと言われると、系統としては近いものがあるかも知れませんが、全然違った印象です。
肌触りはベタベタ。試しに湯口のお湯を口に含んでみたところ、かなりの塩分を感じました。
硫黄味もするのですが、強い塩分に影を潜めてしまっています。
塩分のせいで、ちょっと入ると汗だくだく。体中の水分を搾り取られてしまうような感じです。
山形のセンター系が凄いとは聞いていましたが、こんな濃いお湯を堪能出来るとは思ってもみませんでした。

「素晴らしい」以外の言葉が思い浮かびません。
この素晴らしいお湯にめぐり合わせてくれた、私の湯仲間に大感謝です!!!

当然ですが湯上りはポカポカ。
塩分のせいかな?浴後、肌がカピカピになりました。
山形に来たら外せない一湯です。

2006年1月6日-初訪問時のレポート

2006年12月30日-再訪

以前まで使われていた源泉が枯渇した為、新しい源泉を使用する事になったと聞き、どんなモンかと行って参りました。
感想:とても良いお湯。月岡のような、僅かなアブラ臭を伴う強い硫黄臭で、緑透明です。所々に黒い湯花も見られます。
口に含むと、強烈な塩分と苦味を感じます。とても濃いお湯で、浴感もかなりあり、ヘロヘロに体力が奪われます。とても個性的なお湯です。

ただ、以前のモノに比べると、以前のお湯の方が歴然と良かったです。
うーん、残念。私が入った時は既に薄くなりはじめた頃だったようで、絶頂期は更に凄かったんだろうなぁ・・・

ただ、せっかく新たに掘り当てた貴重なお湯。
今度のは枯渇せずにいつまでも沸きつづけて欲しいものです。

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