炭酸水素塩泉? (成分表未確認)
大分県竹田市直入町長湯426-2
0974-75-2200
男女別内湯
大人 200円、小人 100円
6:00 ~ 21:00
日本一の炭酸泉を名乗る大分県の長湯温泉。
まぁ、日本一かの是非はともかく、良いお湯である事には間違いありません。
そんな長湯温泉のはずれにあるのがここ、ながの湯です。
長湯の温泉街中心から約3キロも離れていますが、看板にも長湯と書かれているんですよね。
ここも一応長湯みたいです。
秘湯と書かれていましたが、正直な感想として、秘湯っぽい環境ではないです。
メインはどうやらキャンプ場のようで、それに併設されている温泉みたいです。
秘湯っぽくないと書きましたが、キャンプをするくらいであれば自然も多くてとても快適な場所です。
温泉はまるで共同浴場のような質素&シンプルな造りです。
看板の隣に目をやると、「竹樋に麺を流した最長記録」ギネス世界記録なるものを発見。
気になって調べてみたのですが、このながの湯が単独で達成した訳では無く、竹田市で有志がやった企画らしいですね。ながの湯もその中で一役買ったのかな?
それにしても、なんとその距離、4031.76メートルだそうです。 4キロですよ!
気になる方はネットで調べて見て下さい。
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話は温泉に戻し、中に入ると管理人は不在で料金箱制でした。
入浴料は大人ひとり、たったの200円、安い!
もちろん内部は男女別で、それぞれに内湯があるだけです。
とてもシンプルな造りをした、所謂普通に共同浴場って感じです。
石鹸やシャンプーなどの備え付けはなく、みなさん持参しています。
私は入ったタイミングでは先客に地元の人と思われるお爺ちゃん一人。とても熱心に体を洗っていました。
それにしても、写真映えのするとても渋い浴室です。
訪れた時間帯が良かったのか、外から差す光が浴槽内のお湯を照らし、キラキラと輝いていました。
反射した光が壁でゆらゆらと揺れています。その光景が何とも美しい!
肝心のお湯ですが、黄土色濁に濁っており、湯底は完全に見えません。
金気臭が強く、若干ですが炭酸臭も感じます。無骨なパイプ湯口からはお湯が不定期に多くなったり少なくなったり、ボコボコと音をたてながら注がれていました。
口に含んでみると強めの金気味。
少し熱めのお湯で、44度位はありそうです。
とても鮮度が良く気持ちが良いのですが、あまり長湯をすると茹りそうなので、浸かっている時間よりも掛け湯を楽しむ時間の方が長かったです。
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ちなみにこの後、長湯温泉で色んな所をはしご湯する事になるのですが、他の所に比べてここのお湯は濃い印象でした。
長湯で湯めぐりをするのであれば、ここは是非とも外さずに入って欲しいです。
とても良いお湯でした。
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2024年 5月15日 - 初訪問・日帰り入浴
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