含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉
(8号地No.2)99.5度/ph9.5/H8.12.26
Na+=281.7/K+=14.1/Cl-=63.6/HS-=11.6
SO4–=148.2/HCO3-=237.3/CO3–=119.7
BO2-=27.8/H2SiO3=258.2/HBO3=47.1/H2S=0.2
溶存物質総量=1171.3mg
単純温泉
(花渕荘源泉)71.6度/ph6.8/H14.7.10
Na+=190.9/K+=7.4/Ca++=25.4
Cl-=24.6/SO4–=64.3/HCO3-=457.9
H2SiO3=124.7/H2S=78.6/溶存物質総量=907.2mg
宮城県大崎市鳴子温泉字星沼133-2
0229-87-2146
男女別内湯・露天風呂
500円
8:00-21:00
中山平温泉の一角にある旅館です。丸進別館などがある一角とは少し離れた通り向かいにあり、今まで幾度と無く看板を見ながら通り過ぎてきたところです。
私の友人のレポートによると、以前は中山平でも一番ヌルヌルするうなぎ湯だったそうですが、いつからかヌルヌルしなくなったとかで、足が遠のいていたんですね。
もしかしたらヌルヌルが復活していて、素晴らしいお湯になっているかも知れないと言う、淡い期待を抱きながら行って参りました。
お風呂は男女別で、それぞれに内湯と露天があります。
たまたまかも知れませんが、地元と思われる方が結構多く日帰りで入浴していました。
さて、お風呂ですが、まずは内湯。洗い場と湯船がしっかりと離れている、なかなか広いもので、浴槽は15人以上でも足を伸ばしてゆったりと入る事が出来そうなものです。
お湯は無色透明で無味無臭、殆ど特徴を感じることの無い単純泉が張られていました。
なかなか清潔なお湯で、マッタリできるのですが、中山平っぽくないのが少し拍子抜け。
ヌルヌルもしません。ほんの少し芒硝泉のような特徴を感じるものの、ちょっと物足りない気がしてしまいました。
続いて露天。こちらは内湯と別の源泉が張られています。
なんと、青白く濁っているではありませんか!
なかなか青味が強く、思わず別府の鉄輪温泉にある「神和苑」を思い出してしまいます。
もっとも、神和苑の青さはここの比較にはならず、もっと青いですが・・・
なかなか美しいです。
お湯の感触はと言うと、ほんのり甘い硫黄臭がするもので、所々糸屑状の湯花が待っています。
肌触りですが、こちらも全くヌルヌルしません。
とても気持ちが良いもので、私は気に入りましたが、中山平のヌルヌルや鳴子の強烈なイメージはありません。普通に良いお湯でした。
ちなみに、帰ってから友人に「花渕荘のお湯が青白かった」と言うと、「そんな筈は・・・!」と言う反応が戻ってきました。
どうやら、普段は透明なお湯みたいですね。
たまたまその時の源泉がそうだったのか、単にお湯が劣化しすぎていたからなのか・・・?
その10日後くらいに友人が確かめに行ったのですが、いつもと同じ透明だったそうです。
何だか分かりませんが、私はラッキーだったようで。^^;
かつては強烈なうなぎ湯だったそうですが、今は全くヌルヌルしません。
その点だけは残念・・・
ただ、それでも良いお湯です。何より、たまたま青白く濁る状態で入れたと言う事で、私にとってはとても印象に残る一湯となりました。
2007年 1月 2日 - 初訪問時のレポート
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