アルカリ性単純温泉
(あさひの湯) 51.9度 / ph8.9 / 475L / 動力
Na+ = 145.2 / K+ = 4.7 / Ca++ = 28.9
Cl- = 45.8 / HS- 0.9 / SO4– = 286.3
HCO3- = 24.5 / H2SiO3 = 63.7 / 成分総計 = 607.5mg
岩手県岩手郡雫石町鴬宿第10地割31-23
019-695-2171
男女別内湯 ・ 寝湯 ・ 露天風呂
500円
9:00 – 20:30
岩手県の盛岡から少し走ったところにある、鶯宿温泉にある川長山荘に行ってまいりました。
ちなみにこの川長山荘、一応鶯宿温泉の一部なのですが、温泉街のかなり手前に位置する、近年になってから新規に開拓された一角にあります。
昔からある鶯宿温泉はここから更に1kmほど奥に行った所で、とても歴史がある温泉街です。
また、街並みも、昔ながらの鶯宿温泉街は湯治宿などが建ち並ぶ鄙びた風情なのに対し、この川長山荘がある手前側は大型旅館やレジャー施設が立ち並んで居て、様相がまるで違います。
そんな事から、昔からの鶯宿温泉が好きな人達の間では、この一帯を「新鶯宿温泉」や、「偽鶯宿温泉」なんて呼ばれたりする事もあるみたいです・・・
閑話休題・・・
さて、この川長山荘、なかなか落ち着いた感じのお宿で、お風呂は内湯と、内湯から続く露天があります。
まずは内湯。旅館規模からするとちょっと広いくらいのゆったりとした造りで、洗い場のほかに、湯船が2箇所あります。どちらも同じ源泉が注がれているのですが、片方は浅くてぬるめのお湯が張られた寝湯、もう片方はちゃんとした深さのある通常浴槽になっていました。
お湯は無色透明で、僅かに甘い硫黄臭が漂う気持ちが良いものです。
奥にある昔ながらの鶯宿温泉のものにくらべると少し薄い印象がありますが、十分に温泉の特徴を感じるもので、なかなか悪くはありません。
しっかりと掛け流されている様子で、お湯の使い方は悪くないと言う印象を受けました。
続いて露天風呂。岩風呂になっており、内湯と同じ源泉が注がれています。
臭いなどの特徴は同じですが、こちらは空気に晒されて劣化しているせいか、白い湯花が所々に舞っています。
少しだけツルツルする肌触りがなかなか気持ちが良く、無難で良いお湯でした。
2006-11/19
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