北海道糠平温泉

糠平温泉ホテル (糠平温泉) ★4.0

ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉
(源泉名:糠平温泉ホテル)
51.2度 / ph7.1 / 自然湧出 / H24.5.22
Na+ = 245.5 / K+ = 9.6 / Ca+ = 36.2 / Mg+ = 0.8 / NH4+ = 0.3 / Mn+ = 0.3
F- = 2.3 / Cl- = 241.5 / HCO3- = 288.2 / SO4- = 63.6 / CO3- = 0.3
H2SiO3 = 124.1 / HBO2 = 43.9 / CO2 = 30.4
溶存物質総量 = 1087mg

北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷 南区35-1
01564-4-2001
男女別内湯
大人 500円、小人 300円
10:00 ~ 19:00

私達夫婦と娘2人 + 母 + 姉夫婦と姪っ子の、計8人で北海道旅行に来ました。
1泊目は札幌の非温泉に泊まり、2泊目の投宿先がこちら、糠平温泉です。

実際に宿泊するホテルは、今から紹介する糠平温泉ホテルではなく、「糠平館 観光ホテル」です。
名前が似ていて若干まぎらわしい・・・
その糠平館 観光ホテルにチェックイン後、せっかく糠平に来たのだから他のお宿のお風呂も入ってみたい!と言う事で立ち寄り湯させて頂きました。

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なかなか年季の入った外観のお宿で、少しだけ寂れているような印象がある佇まいです。
訪問した時間が夕方だったせいもあるかも知れませんが、館内も少し静かです。
GW真っ只中で、もっと活気があっても良さそうな気がするだけに、ちょっと心配にもなります。

ホテルのフロントで鹿のはく製がお出迎えしてくれました。
流石北海道って感じです。もちろん、これはこれで良いんですけどね。
鹿ならばたったさっき、宿の前を野生の鹿が普通に歩いていたので、はく製を見ても有難みが半減なのが少し残念。

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お風呂はシンプルに男女別の内湯のみです。
元々は男女混浴の大浴場ひとつのみだったのでしょうか、男性用の大浴場には脱衣所が2箇所あり、そのどちらからも同じ浴室へと繋がっています。

浴室の中央には左右対称の湯舟が鎮座しています。
それとは別に、端にも湯舟がありましたが、ひとつは埋められており、もうひとつは空っぽでお湯は張られていませんでした。

湯舟を正面から見て、左側(かまぼこ型湯口側)が適温浴槽、右側(木製湯口側)が高温浴槽です。
それぞれ、42度と44度程に調整されていました。

無色透明で、ごく僅かに白湯花が舞うお湯で、ほんの僅かに硫黄臭を感じます。
成分総計が1000mgを僅かに上回だけの、単純温泉との境目ギリギリですので、あまり強いクセはありません。
それでも、とても気持ちが良いお湯です。
きっとお湯の使い方が良いのでしょうね。

湯口からは源泉が静かに注がれています。
特徴的なのは木で組まれた湯口。
どういう造りになっているのか、イマイチ分かりませんでしたが、他ではなかなかお目に掛かれない形状で面白かったです。

ちなみに、訪れた時間帯が夕食時間前だった為か、私が入った時には先客が3人いました。
賑わっているのであれば、とても嬉しいです。
ただ、何となく見ていて思ったのは、皆さん、入浴が手際良いんですよね。
観光客ではなくて地元の方なのかもしれません。
糠平温泉には共同浴場が無いので、地元の方達が入浴に来られていたとしても、不思議ではないかな?

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余談ですが、お湯からはハッキリと感じる事が出来た硫黄臭ですけど、成分表で見ると硫黄成分が検出されていない事になっています。
直前に入った山湖荘でも硫黄臭を感じたんですけどね~?

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共同浴場的な使いやすさがあるので、フラッと立ち寄りたくなりますが、糠平温泉は遠すぎるのが難点です・・・
機会があれば再訪してみたい、とても気持ちが良い一湯でした。

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2018年 5月4日 - 初訪問・日帰り入浴

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