単純温泉？
岡山県真庭市湯原温泉
混浴野天風呂
無料
営業時間 24時間
湯原温泉の露天風呂、砂湯に来てみました。ここの露天風呂は色々なところで紹介されているので、普段は山陰とは縁の無い所で湯めぐりをしている私でも知っています。
車を手前の駐車場に停めて、歩くこと3分。目的の野天風呂はすぐに分かる所にありました。河原の一角に湯船が組まれているような形です。脱衣所もあり、使い勝手はとても良いです。
ただし、残念な事に、ここは男女混浴。平日の朝8時だと言うのに、既に先客の姿がちらほらとあります。
残念だけど紅鮭には周辺で待ってもらうことにして、私だけお湯に浸かって来ることとなりました。
湯船は大小幾つかあり、それぞれに名前がついています。私が浸かったのは、それら湯船の中で、一番上流側にある、子宝の湯。
ここから下流側にお湯が注がれる格好になるため、一番鮮度が良いかなと言う理由なのですけどね。
お湯の感触は、塩化物泉に近い物を感じます。お湯の中では肌触りがツルツルしますが、お湯から上がると少しペタペタした感触が残ります。ほんのり潮臭が香るもので、僅かに緑がかった湯花が舞っています。
湯底には砂利が敷かれており、所々で気泡がポコポコと上がっていました。
なんと、足元自噴なのですね。別に知らなかった訳ではありませんでしたが、意識せずにいたので、少し驚いてしまいました。湯底がほんのり温かく、お湯が沸いているのを実感する事が出来ます。
ポロロンと上がってくる気泡が背中をくすぐり、なんとも良い気分！
それにしても、凄く開放的なロケーションで、対岸のホテルから丸見えです。
露天全体を見渡すと、利用者は私を含めて5人程度。それぞれが好き好きに陣取り、読書をしている人や、お湯の感触を楽しんでいる人、中には朝からビールの缶を傍らに置いている人もいます。
悪い雰囲気ではありませんが、女性が入るには大変そうな感じですね。一応バスタオル巻きでもOKらしいですけど、全裸の男性がいると言うだけでも、抵抗がある人は多いのじゃないかな？
個人的には別浴にして欲しい気もしますが、それをやったらやったで、今の開放感は失われてしまうので、難しいのかも知れませんね。
足元自噴で、開放的。露天風呂が好きな人には堪らないでしょうね。
個人的には、この為だけに東京からもう一度来るかと言われると、恐らく無いと思いますけどね。有名なところですし、来ることが出来て満足な一湯でした。
2008-10/9
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