ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
(飯盛泉と朴木第5号泉の混合泉)
67度 / ph6.5 / 450L / H2.7.24
Na+ = 274.2 / K+ = 10.9 / Mg++ = 30.3 / Ca++ = 8
Cl- = 141.3 / HCO3- = 692.7 / H2SiO3 = 131.3
CO2 = 367.4 / 成分総計 = 1667mg
和歌山県田辺市本宮町渡瀬45-1
0735-42-1777
男女別内湯 ・ サウナ ・ ジャグジー ・ 寝湯 など
600円
10:00 – 21:00
渡瀬温泉の「大露天風呂」の対岸、釣り橋を渡ったところにある「ホテルささゆり」の裏手にあります。最初はホテルささゆりに立ち寄りしようとし入浴をお願いしたが、日帰り入浴を受付けていないと断られてしまいました。
代わりに教えて貰ったのがここ、クアハウス熊野本宮です。
事前に私が調べたネットではココの情報が殆ど無く、何となくハズレを予感させられるような屋号。どうしようかと躊躇しましたが、大露天風呂などはホテルささゆりなどと同じ所で経営しているのに対し、このクアハウスは別の会社が経営しているとの話で、もしかしたら独自で
源泉を持っているかも知れないと期待を抱き、ハズレ覚悟で突撃して参りました。
内部は結構広々としたもので、夏季はプールなども利用出来るようで、とても充実しています。結構広々としたフロントに受付けがあり、フロント一角には飲泉所までありました。
飲泉所ではお湯がチョロチョロと流れており、なんと温泉成分で一部が固まった析出で岩のようになっています。
なんだか嬉しくなってしまうような光景!
とりあえず飲んでみたところ、極微量にダシのような味がしますが、基本的には無味。
僅かに温泉臭が漂うもので、わたらせ大露天風呂とは別源泉のようですが、基本的にとても似ている感じがします。
お風呂は男女別で内湯があるのみです。内湯とはいえ、結構広々としており立派なものなのですが、大露天風呂を見た後だとどうしてもスケールの小ささを感じてしまいます。
ただ、浴槽の種類は豊富で、通常浴槽に熱めと温めの2種類がある他、寝湯、打たせ湯、休み所など、とても充実していました。
面白いのが、温泉を利用する目的ごとに周る順番と入浴の時間が決められていて、それぞれの浴槽壁面にコースごとに次はどこへ行けば良いのかの案内があります。
なんだか双六みたいで楽しいかも知れません。
私はそんな案内を無視して、通常浴槽のみ利用させて貰った訳なのですが・・・
肝心なお湯はと言うと、無色透明で無味無臭。ほんの少しツルツルする感触がするものですが、それほど特徴を感じないものです。僅かながら石膏臭のような温泉臭が漂っていますが、循環利用されているのが少し残念。
塩素消毒もしているようですが、塩素らしい特徴は感じず、利用者が私以外おらず、お湯が汚れていないせいか、鮮度は比較的良いような印象を受けます。
熱めの浴槽の方は、お湯が湯口からザバザバと注がれており、それが源泉100パーセントなのか循環濾過され再利用されたものかは不明ですが、結構気持ちが良いです。なかなか悪くは無いと思いました。
ただ、入浴料が600円でこの内容だと、ちょっとアピールに欠けるかな?
周辺には湯の峰温泉をはじめとする強豪が揃っているのも少し痛いです。
と、言うわけで、私の中の評価では★3.0が精一杯と言うところです。
夏場などプールを利用するついでに温泉に入るとかなら使い勝手が良さそうですね。
2007-3/24
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