佐賀県

ことぶき屋 (嬉野温泉) ★4.0

ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉
(源泉名:嬉野温泉 嬉野温泉配湯株式会社 第4-1源泉)
85.8度 / ph7.59 / 動力揚湯 / 毎分80L / R4.2.17
Li+ = 2.1 / Na+ = 492.6 / K+ = 27.4 / Mg+ = 0.7
Ca+ = 7.8 / Sr+ = 0.4
F- = 7.6 / Cl- = 7.3 / Br- = 0.6 / I- = 0.1
SO4- = 5.3 / HCO3- = 949
H2SiO3 = 169 / HBO3 = 44 / HAsO2 = 4.8
成分総計 = 1939mg

佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙817ー8
0954-43-1205
男女別内湯 / 貸切風呂(内湯・露天)
大人 700円、小人 300円 / 貸切内湯2500円、貸切露天4000円
(貸切風呂は要予約・時間人数制限あり 詳細は公式HP要確認)
15:00 ~ 23:00(最終受付22時)

我が家の2024~2025年の年越しは紅鮭の実家がある鹿児島で過ごしました。
その帰り道、ただまっすぐ東京に帰るのでは面白くないと、長島~天草~島原と北上し、途中観光なんかも挟みながら、長崎で一泊。

長崎で宿泊したのはホテルモントレ長崎です。

西洋文化の入口として栄えた長崎にとても似合う、とってもお洒落なホテルです。
外観はもちろん、館内の内装も雰囲気が良いですね。
接遇も良く、心地の良い滞在でした。

我が家は普段から鄙びた温泉旅館ばまりに泊まってるので、子供達が「高級ホテルだ!」と言って喜んでいましたw
モントレグループのホテルは都内にも幾つかありますけど、アッパーミドルクラスくらいのホテルですけどね~・・・

なお、温泉はありません。

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勿論長崎の観光も楽しみましたよ!
定番のグラバー園からの夜景を堪能してから、中華街にあった居酒屋で長崎グルメに舌鼓。(どの店も予約で埋まっていて30分くらい放浪しました・・・)

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翌日も引き続き長崎観光、昨晩は外から眺めるだけだった大江天主堂や出島とか行きました。

昼食は定番の長崎ちゃんぽん。
本当は長崎ちゃんぽん発祥の店として知られる四海樓に行きたかったのですが、行列凄すぎて断念。(ちなみに四海樓はかなり以前に一度食べてます、美味しかったです)

代わりで急遽探してみつけたのがここ、四海樓から歩いて5~6分ほどの場所にある三八ラーメン 大浦支店さんです。

本当に営業しているのだろうか? 入って良いのだろうか? って感じのオーラ―を放っていますね。
店内は外観のイメージそのままで、古いですし、狭いです。
でも、結論から言うと、大当たりでした!

いまどきラーメンが450円から。
ちゃんぽんも550円からです。
目を疑うような金額設定です。

私が頼んだのは特製ちゃんぽん。
大盛ちゃんぽんに生卵を乗せただけのものですが、それでも700円と超破格!

安さばかりに気を取られてしまいそうですが、値段抜きに味だけで評価しても、相当に美味しいです。
魚介ダシがしっかり効いている豚骨スープと、モチモチのちゃんぽん麺が絶品です!
かなりのボリュームがありましたが、ぺろりと平らげてしまいました。

ちなみに次女はラーメンを注文しましたが、ラーメンも美味しかったです。

もしも長崎に行く機会があったら、三八ラーメン、超おすすめ!!!

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と言うわけで、長崎を存分に堪能した我が家、後は東京に帰るだけなのですが、折角だから一箇所だけ温泉に立ち寄ってきました。

それがこちら、佐賀 を代表する嬉野温泉のお宿、ことぶき屋さんです。

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え? 佐賀の温泉を紹介するのに、なんでイントロが長崎なんだよって?

うるせえ! こまけーことはいいんだヨ!!!

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実は私、嬉野温泉に来るのは初めてです。
かなり有名な温泉地で昔から知っていましたけど、ぶっちゃけた話、湯使いにあまり良い印象が無かったんですよね。
九州には他にも名湯が沢山ありますし、いままでずっとスルーしていました。
そんな中でも、このことぶき屋さんは源泉掛け流しなのだそうです。

温泉街のほぼど真ん中にありました。
小ぢんまりしていて良い感じのお宿ですね。

お風呂に向かう途中に芸子さん?がズラッと並んでいるパネルと、「いこい座」と書かれたお部屋がありました。
嬉野の伝統芸能をここで鑑賞できるみたいです。
具体的な事は良く分かりませんけど、平たく言うと日本舞踊とかかな?
正直、あまり良く分かりませんけど、たまにはこういうのも面白いかも知れませんね。

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立ち寄りで利用したお風呂は男女別の内湯です。
タイミングよく他に誰もおらず、一人でゆっくりと浸かる事が出来ました。

脱衣所から数段降りた所に湯舟があります、この階段を降りるスタイル、大好きなんですよね。

嬉野では珍しい掛け流しの温泉です。
基本的に無色透明ですが、お湯に体を沈めて足先を見ると、僅かですが濁ってみえます。
ところどころに湯花も浮遊していました。
肌触りはツルツル。ほんのりと甘い硫黄臭も感じます。

湯口からは素手で触るには熱すぎる源泉が静かに注がれています。
湯舟の大きさに対する新湯投入量はちょっと少いですね。
源泉温度が高いので、それに合わせて湯量を絞っているような印象です。
ネガティブな言い方をすると鮮度は良くありません。
でもポジティブに捉えると、しっかり揉みこまれて柔らかい、入りやすいお湯です。

私は鮮度が良いお湯が好きです。
でも、たまにはこういう、優しく包み込んでくれるようなお湯も良いですね。
この日はここ一箇所だけと決めていたので、お湯から何度も出入りしながら、ゆっくりと過ごしました。

窓から外を見ると、塩田川が広がり、その傍らにシーボルトの湯もありました。
ここからの風景、なかなか良いですね!
窓から覗き込まなければ見えないのが少しだけ残念ではありますが・・・

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ちなみにことぶき屋さんには男女別内湯の他に貸切の内湯と露天風呂もあります。
貸切を利用する場合は事前に予約が必要で、金額も別途かかるみたいです。

折角なので貸切風呂の内湯を覗き見だけさせて頂きました。
かなりこじんまりしていますが、鮮度の良さそうな小湯舟、良いですねぇ~!
こっちの湯使いはどんなのかな?

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今までちょっと避けていた嬉野温泉、良いじゃないですか!
他のお宿も気になりますね。
今回はパスしましたが次に来る時はシーボルトの湯にも立ち寄ってみたいと思います。

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2025年 1月3日 - 初訪問・日帰り入浴

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