単純温泉
(源泉名:完熟の湯)
48.7度 / ph8.4 / 掘削自噴 / 毎分663L / H31.3.25
Na+ = 127.7 / K+ = 2.9 / Mg+ = 1.1 / Ca+ = 9.4
F- = 0.2 / Cl- = 118.1 / Br- = 0.2 / SO4- = 44.4
HPO- = 0.1 / HCO3- = 92.6 / CO3- = 9.0
H2SiO3 = 52.9 / HBO2 = 2.8
成分総計 = 461.4mg
山梨県笛吹市石和町市部822−28
055-262-4126
男女別内湯・露天風呂
大人 1300円、小学生以下 1000円
10:30~14:30 15:00~19:00
立ち寄り時間は日によって細かく違うので訪問前に公式ページを確認する事を強くオススメします
山梨にも名湯は多々ありますが、歓楽温泉街と言えば石和の右に出る所は無いと思われます。
東京から中央本線一本と言うアクセスの良さから、大規模ホテルが林立している、山梨を代表する温泉のひとつです。
そんな石和温泉ですので、立ち寄り入浴出来る立派なホテルや旅館が沢山あります。
ただ、私はどうしても足が向かないんですよね。
理由は簡単、大規模なホテルって、お湯が循環されている所が多く、私のような温泉マニアからしたらあまり面白くないのです。
そんな石和温泉ですけど、中にはお湯が良い所もあります。
そのひとつがこちら、深雪温泉さん。
以前から知っていて気になっていたのですが、なかなか来ることが出来ませんでした。
今回は満を持して初訪問です。
外観だけで見たら、石和の彼方此方で見かける大規模ホテルです。
玄関先には「完熟の湯」と書かれた提灯がぶら下がっていました。
何がどう完熟なのだろうかと横目に見ながら中へ。
入浴料は大人ひとり1300円、最近は入浴料も高くなっていますが、それでもなかなか強気なお値段ですね。
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お風呂はもちろん男女別です。
「柿の湯」と「桃の湯」があり、日によって男女を入れ替えているようですね。
この日は柿の湯が男湯でした。
浴室内は撮影禁止のため、お宿のパンフレット写真を代用させて頂きます。
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脱衣所から入って、最初はまず内湯です。
手前に洗い場、奥が湯舟と言うオーソドックスなスタイル。
湯舟は広々としたものがひとつです。
張られているお湯は無色透明、湯花などはありません。
肌触りは僅かにツルツル、広い湯舟なので入る位置で若干温度が異なりますが、適温でだいたい42度です。
湯口は2本あり、向かって右側が1号源泉「完の湯」、湧出量毎分573L 泉温50.8度、ph8.23とあります。触ってみると素手で触るにはギリギリ熱い温度。
左側には2号源泉「熟の湯」とあり、湧出量毎分842L、泉温36度、pH8.5とありました。こちらは温めです。
完と熟、2本の源泉を混ぜて、完熟の湯。
なるほど、入口にあった提灯の謎も解けました。
どちらからも心地よい甘い硫黄臭がします。
続いて露天風呂。
岩風呂ですが屋根が掛かっており眺望はありません。
でも、この屋根がなかなか風情良く、これはこれで良いですね!
お湯は内湯と同じで、手前に温めの熟の湯、奥に熱めの完の湯の湯口がありました。
開放感こそはありませんが、換気が良いので湯気蒸す事無く、入っていて気持ちが良いです。
肌触りは少しだけツルツルして、じっとしていると少量ですが泡付きもあります。
湯口で嗅ぐとしっかり分かる硫黄臭ですが、浴槽内だと少しぼやけた感じになります。
それでも良いお湯には違いなく、とても気持ちが良いですね。
折角払った1300円、すぐに出てはもったいないと言う事で、私にしては随分と長い時間(それでも40分くらいかな?)ゆっくりと寛ぎました。
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浴後、脱衣所で成分表を確認してみたところ、源泉名「完熟の湯」のものしか見つける事が出来ませんでした。
1号源泉と2号源泉を混合した後のものかな?
出来れば別々で見たかったなぁ~
あと、せっかく36度で温い2号源泉があるのだから、温めの湯舟がひとつあればとても嬉しかったなぁ~
是非、ぬるめの湯舟も作って下さい、オネガイシマス!!!
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ちなみにこの日は女湯だった桃の湯、こちらもパンフレットの写真を載せておきますね。
写真を見る限りだと、桃の湯の方が小さくて、湯口もひとつしかありません。
湯口から出てくるお湯は混合済みの物かな?
実際に入っている訳ではありませんので憶測になりますが、柿の湯の方がアタリっぽいです。
ふたつの源泉を確認したい温泉マニアな方は、柿の湯のタイミングで訪問すると良さそうですね。
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2024年 10月1日 - 初訪問・日帰り入浴
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