塩化物泉？
成分表未確認
大分県玖珠郡玖珠町某所
100円
時間は要確認（迷惑の掛からない範囲で）
某工務店にある温泉です。
変わった所にある温泉と言う事で、今回の九州ツーリングで最も入りたかった所のひとつでした。
なお、一般公開されている温泉ですし、ネットで調べればすぐに見つける事が出来るとは思いますが、当ホームページでは詳細は非公開の伏字系とさせて頂きます。
ここで紹介する以上の事はお伝え出来ませんので、予めご了承下さい。
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場所が場所だけに、予め電話を入れてみました。
「あのぅ、温泉に入れると聞いているのですが・・・」
かなりシドロモドロです。
「あ、温泉ね、何時頃来るの？ 14時頃ね、大丈夫だよ！」
実にアッサリ、アッケラカンとOKを貰えました。
とりあえず行って駄目と言う事は無さそうです。
で、予定通りの時間に到着。
ナビ通りで迷う事はありませんでした。
でも、誰もいません。
「ごめんくださ～い！」「すみませ～ん！」と、大声で叫んでも誰も出て来る様子無しです。
ふと見ると「ゆ」と書かれた看板。どうやらこの先に温泉があるようで、誰も入っていない事を示す「空いています」のプレートも出ています。
勝手に入って良いのだろうか・・・？ でも、せめて一言断ってからじゃないとなぁ～・・・
そんなこんなで、誰かが来るのを待つ事およそ20分。
ようやく従業員の方が戻って来られたので、声かを掛けたら「なんだぁ、勝手に入って良かったのに！」だそうです。
「お風呂ここね」「着替えはこのへんでテキトウに脱げばいいよ」「熱ければコレが水の蛇口ね」「ドア閉める？」「好きなように入って勝手に出て良いからね！」と、いかにも職人さんって感じで少しブッキラボウだけど、とても親切かつ丁寧に案内をしてくれました。
ちなみに料金はたった100円です。料金箱などは無く、お金は「ポストにでも入れておいて」との事で、事務所脇にある郵便ポストに100円玉を入れさせて頂きました。
何ともおおらかですね。
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さて、待望の温泉ですが・・・
ひとめ見た瞬間から分かります、コレぜったい最高なやつ！！！
良い温泉は入る前から分かります！
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何とも手造り感あふれる、素朴な浴室です。
工務店ですので、恐らく自社で施工したのでしょう。
床は勿論、壁も天井も、木材がふんだんに使われていて温もりのあるとても良いお風呂です。
内湯ですが、浴室はかなり広くて開放的。
目の前には玖珠川の支流が流れていて眺めも良く、風も良く通り気持ちの良いお風呂です。
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湯舟に張られているお湯は無色透明、僅かに白湯花が舞っていますが、湯底は完全に透けて見える透明なお湯です。
ほんのりと硫黄臭、それとは別に塩化物系の成分臭も混ざります。
肌触りは少しツルツル系。
温度はちょっと熱めで、体感ですけど44度位です。
源泉温度が高いのでしょうね、新湯はホースからダイレクトに注入されるタイプで、素手では触れない程に熱いお湯がゆっくり静かに注がれていました。
湯舟の大きさに対する新湯投入量は少な目です。ただ、あまり利用者がいないせいと思われ、お湯はとても綺麗で鮮度も良いです。
熱ければ水を入れて良いからねと言われていましたが、せっかくなので加水はせずに何度も出入りしました。
とにかく風の通りが良く気持ちの良い浴室なので、体を暖めては涼むを繰り返していたら時間を忘れてしまうんですよね。
入るまでに20分ロストしており、この後も色々と温泉に入りたかったので、本当であれば手短に済ませて次へ行きたかったのですが、あまりにも気持ちが良くて出るに出れなくなってしまいました。
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こんなに良い温泉が一般公開されていて普通に入れる事が驚きです。
いつまでもこの素朴な雰囲気のまま残っていて欲しいと思いました。
月並みな言葉で締め括りますけど、最高の温泉でした！
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2024年 5月17日 － 初訪問・日帰り入浴
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