栃木県那須湯本温泉

小鹿の湯 (那須湯本温泉) ★4.0

単純酸性硫黄温泉
(鹿の湯・行人の湯 混合泉) 57.2度 / ph2.6 / H21.2.25
H+ = 2.5 / Na+ = 28.5 / K+ = 6.4 / Mg+ = 22.1 / Ca+ = 66.8
Al+ = 7.6 / Mn+ = 1.2 / Fe+ = 0.7
F- = 0.9 / Cl- = 76 / HSO4- = 31.3 / SO4- = 370.1
H2SO4 = 0.2 / H2SiO3 = 225.5 / HBO2 = 3.3 / H2S = 56.3
成分総計 = 899mg

栃木県那須郡那須町湯本77
0287-76-2333
男女別内湯・露天風呂
大人 500円、子供 300円
9:00 ~ 21:00

私にとっての那須湯本温泉と言えば、私が心の拠り所でもある雲海閣なのですが、一般的には共同浴場の鹿の湯が有名です。
鹿の湯は那須を特集する旅行雑誌に必ず載っていますし、昔ながらの湯治場って感じの造りで風情も良いですからね。温泉マニアでなくても、鹿の湯の事を知っていたり、旅行に行った際に入った事があるって人は、結構いるのではないでしょうか。

で、今回訪れたのはここ、小鹿の湯です。
「鹿」ではなく「小鹿」なのがミソ。有名な鹿の湯とは全く別の施設です。
いままでレポートしていなかったけど、実は再訪。
前日、会社の人達と一緒に那須の貸切コテージに泊まり、帰り際に立ち寄る事にしました。
有名どころの鹿の湯に行っても良かったのですが、同行した中のひとりとは以前一緒に鹿の湯に入っていたのです。また同じ所に連れて行くのも芸が無いですからね。

小鹿の湯のオープンは2006年で、割と最近です。
もともとは那須湯本の老舗旅館「立花屋 はなやホテル」のお風呂を日帰り客にも利用しやすいように改装されたものだそうですが、はなやホテルは現在休業中。小鹿の湯は日帰り専門として今に残っている形です。

那須湯本は立ち寄り入浴に寛容な温泉地で、基本的にどこの宿でも入浴出来ますけど、日帰り専門となると敷居がグッと下がります。
鹿の湯は混雑しますし、カランが無いので体を洗ったりシャンプーなどは出来ません。それを嫌った人たちが利用している印象です。

入浴代は500円で、鹿の湯と同額。
鹿の湯は18時までですけど、こちらは21時まで利用可能。
受付は暖簾をくぐった中にあります。

元々、はなやホテルのお風呂でしたので、ホテル建物にピッタリ寄り添うように建っている離れって感じです。
ホテルに宿泊する人がお風呂に入る際は一度外に出る必要があったみたいですね。
エントランスの印象は少しだけチグハグ。

ただ、脱衣所に入ると雰囲気がとても良いです。

床はもちろん、壁も天井も板張りです。
建物そのものが木造って訳では無くて、単に壁紙代わりに板が張り付けられているだけなんですけど、それだけでも味があっていい感じですね。

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脱衣所の雰囲気そのままに、浴室の風情も良いです。
湯舟は鹿の湯を手掛けた匠によって造られたもの。ぱっと見て那須の温泉だなって分かるから不思議です。余談ですけど、雲海閣の湯舟も、同じ匠によって造られています。

入って正面に湯舟が2つあり、左が適温、右が熱め。洗い場は左手前にあります。

お湯は鹿の湯や雲海閣と同じ(細かい話をすると実はちょっと違う)、鹿の湯と行人の湯の混合泉。
白濁しており、強烈な硫黄臭を放っています。お湯の中での肌触りは滑らかですが、お湯から上がると肌から脂分が抜けるような感覚で、少しキシキシします。あっという間に指がシワシワになるのも特徴。
私にとっては、何度も入っているから、いつものお湯って感じですけど、これだけ濃い硫黄泉は全国でもそんなに数無いんですよね。

ちなみに、左が温めで41度位。右は43度位です。
熱めとは言っても適温の範囲で、いつも雲海閣の熱い方に入っている私からすると、ちょっとだけ物足りなさがあります。
湯本のお湯の温度はその日の天候によっても結構違うので、今日がたまたま温かったのかも知れませんけどね。

湯舟の広さも雲海閣よりもかなり大きく、比較してしまうと鮮度は劣ります。
とは言え、柔らかく揉まれた感じの鹿の湯源泉、これはこれで気持ちが良いんです。
湯舟が広い分、他の人を気にせずくつろげるのも良い事です。
雲海閣だと湯舟が狭いから他の人がいると気を使うのです。自然と仲良くなって話が弾むので、私は雲海閣の狭い湯舟は大好きですが、「今日は誰とも話したくない!」って時なんかはコッチ来るのもアリかも?

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特筆すべきは、露天風呂がある事です。
湯本で鹿の湯を引いているお風呂は数多くありますが、露天があるのは私が知る限りだと那須ビューホテルと清水屋さん、あとはここだけ。
とは言え、すぐ隣近所に建物が建つ温泉街ですので、眺望は全くありません。
天井が露わになっているという意味においては、露天って事で間違っていませんけど、通気性が良い位の効果しかありません。

ただ、そんな解放感ゼロの露天ですけど、こちらも全面板張りで、雰囲気がとても良いです。
お湯の温度はかなり温くて40度あるか無いかで、ずっと浸かっていても体が茹る事はありません。
鹿の湯でここまで温いお湯って、かえって珍しいですね。

源泉の投入量はチョロチョロです。私の職場の仲間が4人いっぺんに入ったものだから、お湯がかなり減ってしまいました。
お湯が湯舟に満たされるまでどれくらい時間掛かるんだろうか・・・?
お湯減らし過ぎてしまって、ゴメンナサイ・・・

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私にとって、那須湯本と言えば雲海閣の存在が大きすぎて、敢えて積極的にここに来るかと言われたら、うーん・・・
次にまた来るのは当分先かな?

でも、普通に考えたらお湯良し、風情良し、バランス良し、他人相手の気疲れ無し、敷居の低い、営業時間長いで、不満要素が一切無い素晴らしい温泉です。
非温泉マニアな人に、「鹿の湯は以前入った事あるから、他に良い所ない?」と聞かれたとしたら、真っ先に候補にあがる一湯です。

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2022年 10月13日 - 再訪・日帰り入浴

コメント

  1. 小鹿の湯 より:

     小鹿の湯の店主だよ〜ん(^^)
    いつも、面白可笑しく拝見して参考にさせていただいております。
    雲海閣の店主とは友達であり、鹿の湯(正式会社名は那須温泉株式会社)の役員同士!
    雲海はディープなファンが多く、小鹿は別荘族中心です。
     那須湯本温泉「鹿の湯」は硫化水素ガスも凄いですが効能表の「その他の微量成分」の最後にヒ素が含有されています(゚∀゚) あの!猛毒です! 
    もちろん致死量に至らないどころか湯冷めしない理由の1つです。この砒素を含む鹿の湯の薬効成分は「天然六〇六号浴」と名付けられている。
     殺生石に眠る九尾の狐が悪行のお詫びに微量の毒(ヒ素)を薬として温泉に混入させているのかも………

  2. Jake より:

    >>小鹿の湯さん
    はじめまして、拙いHPを作成して好き勝手な事を書いております、Jakeと申します。
    コメント有難うございます!
    まさか、小鹿の湯さんから直接コメントを頂けるとは思っておりませんでしたので、ビックリしました!(;^ω^)
    ちなみに雲海閣のご主人にもホームページの話はした事ありません。
    勝手に宣伝して、せっせとマニアな客を増やしていますけど、気付いてるのかなぁ?w
    ヒ素もですけど、硫酸や塩酸、ラドンなどの放射能なんかが含まれている温泉もあったりして、それだけ切り取って話を聞くと結構物騒です。
    でも、そんな毒物とも上手に付き合って健康に役立てているんだから、人間ってたくましいですよね。

  3. 匿名 より:

     お〜、那須湯元の経営者の方からのご感想が入りましたか。
     雲海閣さんには何度かお世話になっていますが、その度に旦那さんから貴重な温泉の話をご教授いただいてきました。曰く、「当館への温泉は動力をいっさい使うことなく、源泉から自然勾配のみで浴槽に注がれている」「引湯にかかる費用は、当館は鹿の湯の『株』を持っているので月○万○千円」「引湯側の義務として、配管の『スケ取り(スケール:温泉中の成分が管の内側に堆積したもの を掃除する作業)をしなければならない」など、ご先祖の代から長年そのお仕事に携わっている方の貴重なお話を伺っております。
     当方、子鹿の湯さんにも、10年ほど前に「立花屋はなやホテル」宿泊の際に浸らせていただいてたところです。湯は雲海閣さんと全く同じ、浴室はもっと広め。どちらも「木の浴槽・浴室」で心身がたいへんくつろぎました。
     当方、那須湯本温泉は、泉質は関東近辺で言えば草津・万座・白骨に勝るとも劣らないものと思ってますが、湯量のせいもありますが前者に比べれば寂れつつある傾向にあると思います。以前に中藤屋さんにお世話になったおり、布団敷きに来てくれた高齢女性の方が「東北自動車道ができるまでは景気良かったが開通してからは東京から日帰りできる距離になったので宿泊客が減った」と言ってたのが記憶に残ります。
     そこでまあ、はためからの無責任な意見なのですが、それを逆手にとり、「東京からさして遠くもない運転時間で一泊でき、最上の湯質に浸れる」を売りにしてはいかがでしょうか?
     昨今、昔の昭和の鬼怒川・熱海の社員集団旅行の時代は過去のものとなり、「ホンモノの」湯を求める人も増えてきたような気がします。
     まあ、那須湯本各宿が予約困難な宿になっても困るのですが(いや、新小松屋は既に困難)、本当に良質な温泉を理解できるお客さんが宿にとって適切な数で宿泊予約を入れてくれるようになれば一番望ましいものと思えます。
     そのためには、先に書いた温泉湯経営者による温泉情報の伝達開示宣伝がなにより大事、今後、子鹿の湯ご主人様のご検討ご努力を見守らせていただきたく。
      

     
     
     

  4. Jake より:

    >>匿名さん
    書き込み有難うございます!
    無責任に好き勝手なレポートを書いている身からすると、施設の方からコメントを頂くと、勿論嬉しいのですけど、失礼な事書いて申し訳ないなぁと冷や汗出ますね!w
    泉質については優劣をつけ難いですが、那須湯本のお湯は大好きです。
    自慢ではありませんが、私は全国アチコチの温泉に浸かっている自負があります。その上で、那須湯本のお湯は何度浸かっても飽きる事がありませんし、全国屈指の名湯だと確信しております!
    もしも地球最後の日が来るとしたら、その日は雲海閣で過ごすと決めていますからね!(って、それを小鹿の湯のページで書いてしまって、ゴメンナサイ。でもそれだけ湯本のお湯が大好きだって事で汲み取って頂ければ・・・)

    私はただ風呂に入って「ふぅ~」と気持ちの良いため息をつくだけの素人につき、経営については口を出す立場にありませんけど、いち温泉好きとしては、那須に限らず草津も万座も白骨も、勿論熱海も鬼怒川も、全ての温泉が今以上に活気付いて、益々発展することを願っております。
    殊観光と言う話をした際、海外はもちろん魅力的です。でも、海外に目を向ける以前に、日本にはこんなに素晴らしい温泉文化があるんだよと、一人でも多くの人に気が付いて欲しいですね。
    最近は日本のアニメなどがサブカルチャーとして海外でも注目されて、日本に来て食べたい和食がラーメン(!?)なんて外国人も増えたと聞きます。
    日本人でも「和」を一番身近に感じる事が出来るのが温泉ですからね。浴衣を着て、縁側で団扇を仰ぎながら、日本酒を飲む。最高にサムライしてませんか!?
    もっともっと、この魅力が広まってくれたらって思っていたりします。

  5. 星史 より:

     ご教授、応援ありがとうございます。  ただ一つだけ、匿名さん、寂れてつつありません。 大いに寂れています(^^)
     Jakeさん言われる通り温泉番付では草津に次ぐ関脇(昔は横綱がなかったので2番目)の地位に居ましたが、現在は温泉質より温泉街としての評価が支流です。 その点、匿名さん言われる事、ごもっともです。
     下克上! 私は46歳で鹿の湯の代表をお歴々より奪い12年就任勉強しております。若手へのシフトチェンジに雲海閣の人見守氏は先頭に立って旗振りいただいた。
    人見氏は埼玉の生まれ、私が代表に人見氏を株主、役員に引き上げた経緯があります。
     何を言いたいか! Jakeさんや匿名さん、人見氏の方々の方が温泉の価値を知っていると言う事です。 小さい頃から鹿の湯が有るのが当たり前の私達には蛇口から水が出る如く、普通でした。
     遠慮なく言っていただける事、それを素直に感じる事、感謝してます。 今後ともディープなファンのために頑張ります。

  6. 鹿の湯 より:

    追伸:今度、映画の撮影が鹿の湯であります。 タイトル、主演は発表になってませんので申し上げられませんが、聖地巡礼になる事、間違いなしです。
     あ!テルマエ・ロマエではありません( ◠‿◠ ) 最近は露出度を上げるためにテレビや映画、雑誌の取材は全て受けてます。

  7. 温泉おじや より:

     ありゃ、鹿の湯が映画に出てしまいますか!? この二十年、人気でいつも混雑しているので足が遠ざかり、鹿の湯(+行人の湯)源泉を引湯してるお宿の湯のお世話になってきたところですが、もうあまり長くもない残る一生、入館はできなさそう。
     ところで前回コメント時に酔っ払ってたので(今も既に酔っ払ってるんですが)「名前」欄を空白で出してしまいましたので「匿名さん」になってしまってますが、以前、「温泉おじや」という名でコメ入れさせていただいたことがあります。

     鹿の湯がそのような状況(+、「地元常連ジジイどもが『熱い湯』浴槽脇を占領してて入りたくても入れないのが不愉快)なのですが、そこから引湯している宿は質・雰囲気がたいへんいいのでこれからも那須湯元に通いたいと思ってます。

     また、地元プロの方からのご情報にあったところですが、当方が数年前に新○○屋さんのお世話になった際、ご主人のいろいろお話を伺ったときには「○○閣のまもるさんには助言をいただいて、お世話になってる」と聞いたところです。
     
     当方、地域振興の勉強をしたこともあるのですが、基本は「ヒューマンネットワーク」でした。そのときの研究経験では、那須湯元温泉はまだまだ客を集める自然・人的資源を持っていると思います。
     那須湯本の今後の益々のご繁栄を祈念します。
     

  8. Jake より:

    >>星史さん & 鹿の湯さん
    はじめまして!? あれ? 話の流れからすると、小鹿の湯の店主さんでしょうか???
    今更の話ですけど、雲海ご主人の苗字、頂いた書き込みで知りましたw
    下の名前はお婆ちゃんや湯長さんを(白河の方、最近お会いしてません・・・)から聞いていたので知っていたんですけどね。
    今更聞くのもヘンだし、ずっと気になっていたんですよね~
    長年の疑問が解消しました! 有難うございました!
    鹿の湯の映画楽しみです!
    ちなみに、雲海閣だってドラマに出てますよ! タイトルは・・・ うん、言うのやめておきます。
    雲海閣のご主人役として別の人がドラマに出ているんですけど、雰囲気が似すぎていて笑いました。
    代役立てる位ならばご本人出れば良かったのに・・・

    >>温泉おじやさん
    匿名さんは温泉おじやさんでしたか~!
    以前も書き込み頂いておりましたね!
    ちなみにですが、私は書き込みしている時は大抵酔っぱらっております。
    実を言いますと、今も酔っぱらっております。
    温泉レポート書いている時も大抵酔っぱらっております。
    で、素面の時にレポートを読み返すと、「うわ、この馬鹿、何書いてるんだ・・・」って、飽きれる事も多々あります。
    でも、そんなのも含めて思い出であり備忘録なんですよね。
    たまに「うわぁ、これ、酷い事書いているなぁ」って思う事もありますが、修正などは一切せず(誤字脱字を直す位ならばありますが)、そのまま公開しております。

    鹿の湯で一番奥にいる常連さん達は、私もちょっと苦手です。
    でも、温泉街の共同浴場って、多かれ少なかれ、そういう人たちいますし、ローカルルールみたいなのありますからね。
    私なんて、たまにチョロっと来てお湯を借りるだけですからね。地元にいて毎日その湯に浸かっている人には逆らえません。
    毎日来ている方達がその温泉を支えてくれているお陰で、私はそのお湯を楽しめているわけですからね。
    まぁ、私も色々と思う事はありますけどね。
    感情は抜きにして、私はそれも含めて温泉文化だと思っていますよ~!

  9. 鹿の湯 より:

     名前、失礼しました。 星史=小鹿の湯店主=鹿の湯社長ですm(_ _)m
    確かに、鹿の湯は高温にタムロする常連(-.-;)、小鹿はワガママ放題の会員ψ(`∇´)ψに頭を抱える事も度々です。 平日は常連、会員に売上を支えられている事は事実ありがたいですが、悩ましいです。
     Jakeさん言われるコミュニティの場なので和気藹々で入浴いただきたいですが難しいですよね〜(°▽°)
     先の話ですが、鹿の湯周辺の土地を購入次第(なかなか購入進みませんが)に貸切露天風呂の計画をしています。 家族、カップル、仲間内、障害の方など、安価で日中から利用できるものがあれば、常連の威嚇を解消し、鹿の湯も新たな展開が出来ると模索中です。
     正直小鹿、鹿の湯の2軒の面倒を見ていると精神的に萎えます(;_;) が、やり甲斐は満点💯 
     長短理解してるつもりですが、今後とも御指南くださいませm(_ _)m

  10. 鹿の湯 より:

    それと雲海閣の常連、白河の相川さんは去年、亡くなりました。 ご冥福をお祈りいたします。

  11. Jake より:

    貸切風呂良いですね!
    言われてみたら、湯本で貸切風呂って、基本的に無いですよね。(民宿とかで貸切利用させてくれる所はありますけど)
    それが露天風呂と言うのも更に良いですね!
    益々魅力的になっていく那須湯本、楽しみです!
    あと、個人的に湯本に欲しいのは、那須ショッピングセンターのようなスーパーと、夜中ふらっと入れる居酒屋ですねぇ~
    確か清水屋さんの向かい辺りに居酒屋ありましたよね。何度かそこで飲みましたが、馬肉の刺身でタテガミの部分を出してくれるので、いつもそれを頼んでいました。

    湯長さん、そうですか・・・ 残念です。
    特に待ち合わせとかしてないけど、温泉に入っているとよくお会いしたんですよね。
    いつだか、会った時に渡そうと思っていたと、達磨を頂いた事があります。その達磨は今でもちゃんと大切に飾っていますよ。
    話足りないからと、無理矢理部屋まで連れ込んで、語った事もありました。
    最近は子供も出来て生活が変化してしまい、なかなか那須に行く事が出来なくなっていたので、湯長さんにも会いたいなぁってずっと思っていたんですよね。
    ご冥福をお祈りします。

  12. Jake より:

    余談ですが、つい先日いい歳して二輪の免許を取りました。
    バイクも近日中に購入予定です。

    温泉めぐりは生涯続ける趣味と思っているのですが、子供がいるとなかなか自由行動出来ないんですよね。
    なので、今後は家族を置いて、バイクで一人勝手に湯めぐりをする方針に切り替えていく事にしましたw
    車でも良いじゃんって気がしますが、車だと普段隣に妻がいるわけで、その車で独り旅は寂しいですからねぇ~
    バイクならば孤独が当たり前、それはそれで楽しいかな、とw

    あと、実は、湯本に最近来れなかった理由は、娘達が酸性のお湯で肌荒れするんですよね。
    同様の理由で、大好きな草津や蔵王からも足が遠のいています。
    バイクを買ったら、今まで以上に独りでフラッと那須に遊びに行くと思いますよ。
    その時は是非ともご挨拶に伺わせて下さい!

  13. 温泉おじや より:

     〜「正直小鹿、鹿の湯の2軒の面倒を見ていると精神的に萎えます(;_;) が、やり甲斐は満点💯」

     ん〜、2軒の責任者を兼ねておられるというのはたいへんだと思います。「社長席」に座ってふんぞり返っておられるどころか湯抜き清掃までおやりになられているものと想像します。またそのほか社会的な活動までされているご様子、オーバーヒートされぬようご自愛にもご配慮ください。

     われわれが「働く」のはあくまでカネを稼いで屋根の下で食って寝るのが目的だと思ってます。
     これは温泉施設や旅館経営でも同じですが、それを言えば、ラーメン屋を開業したりハンバーガーチェーン店でパートで働くのも同じ貴重な努力です。しかし決定的に異るのはのは、温泉を維持していくのは、先祖先人の努力があって今に至り、今の努力あってまた後の世の人々に引き継いで、大衆に慰安と明日への意欲を醸成させているというところにあると思ってます。

     んー、ハナシが大上段になってしまい申し訳ない、日々一生懸命、たまに「手ヌキ」をおりまぜてお仕事にお励みいただきたく。

     

     

  14. 温泉おじや より:

     jakeさん、自動二輪の免許をとられましたか。その後、どんなバイクを買われたのでしょう? 続報を待ってます。
     当方はもうジジイなのですが、高校生のときにYAMAHA RD50 というカッコいい原付があり、一度は親から「買う」と言われたのがその後一転泣く泣く諦めました。
     十年も前か、ネットでその機種に近い「YB-50」という中古バイクを買い、昔から走りたかった国道299号線で今住んでる川口市から秩父市を往復し
    ましたが非力な原付、登り坂の正丸トンネルは片側一車線ギリギリ、2速でやっと30キロしか出ない原チャリはヒジョーに怖かったです。

  15. 温泉おじや より:

     当方の那須とのファーストコンタクトは、中学2年生の夏の「林間学校」、当時住んでた東京都北区は湯本のやや下流のほうに「白樺荘」を設置しており、東北自動車道もまだ無かった時代でしたので、渋滞の絶えない国道4号線(酷道死号線と言われてました)で6時間くらいかかってようやく辿りつきました。
     そのころは温泉なぞ「ただの風呂」という認識で、カブトムシを捕まえたりするのがやたら楽しかった記憶。

  16. Jake より:

    >>温泉おじやさん
    バイクはこれからですけど、クラシックスタイルなのが好みです。
    それにしても、コロナの影響だと思いますけど、最近は中古バイク(車も)高いですね~
    じゃあ新車って思っても、人気あるモデルだと納車まで1年以上とか当たり前ですからね。
    子供の頃の温泉って、まぁ、そんなものかも知れません。
    私が子供の頃は祖父母に毎年箱根に連れて行って貰いましたが、風呂での記憶はあっても、思い出ってあまり無いんですよね。

  17. 温泉おじや より:

     連投スイマセン。
     バイクのハナシだと、当方の二十代の頃に読んだしげの秀一氏の「バリバリ伝説」が良かったですね。主人公の私生活でのバイクはホンダCB750Four、カッコ良かった。
     ん?ハナシが温泉から外れてしまったので軌道修正、もう消えてしまったブログですが、結婚してない中年男女のバイク温泉記、積雪期に奥鬼怒温泉郷に行き散々なメにあったという記事もありましたが「あたりまえだろ!」。
     

  18. Jake より:

    >>温泉おじやさん
    バリバリ伝説、床屋だったかな? にあったのを、数巻読んだ事があります。
    しげの秀一氏と言えばイニDですね。こっちは漫画もアニメも全部見ました。
    積雪期は車で湯めぐりするか、バイクで行くとしたら温暖な伊豆とかになるでしょうね~!

  19. 鹿の湯 より:

     知らない顔同士なのでコメント拝見してて人生色々面白いですね。
    私は今、58才。 19で名古屋に丁稚奉公して、板前9年、タクシー運転、無線、運転手管理やらIT企業やら色々経験して31で那須に戻りました。 
     バリバリ伝説にイニシャルD懐かしい(≧∀≦) 私も先輩の影響で名古屋ではホンダのS800(浪費全開)に乗って矢作峠に走りに行きました。経済的に困窮して(*´-`) 、NSR250に転向するも崖下にバイクごと落下した後は、静かに岐阜の長良川で鮎釣りに狂っていました。
     31才で那須に帰ってからは旅館新築、小鹿の新築と離婚と55才までは波瀾万丈でした。
    やっと今は、落ち着いて仕事出来ています。
     温泉おじやサン、Jakeサンとも人生楽しそうで何よりです。  又、那須に遊びに来たときは寄って行って下さいませ〜(^^)

  20. Jake より:

    >>鹿の湯さん
    私も色んな職を転々としながら今に至っていますが、どの瞬間を切り取っても楽しい人生を送れていると自負しています。
    まぁ、あの時こうしていればと言う後悔も沢山ありますし、その結果、お金もあまり無いですけどね・・・ (;^ω^)
    新しいバイクで最初に入る温泉は那須湯本と決めております。
    なので、近いうちに日帰りですけど雲海閣に行ってきますね。
    タイミングが合えばご挨拶に伺いいます~!