山梨県

はやぶさ温泉 (はやぶさ温泉) ★4.5

アルカリ性単純温泉
(源泉名:はやぶさ温泉)
41.3度 / pH9.8 / H20.7.7
Na+ = 64.8 / K+ = 0.4 / Ca+ = 3.4 / Al+ = 0.1
F- = 0.5 / Cl- = 32.5 / SO4- = 45.8 / OH- = 1.0
HS- = 1.0 / AsO2- = 0.2 / CO3- = 13.2
HSiO3- = 48.6 / BO2- = 2.1
成分総計 = 215mg42

山梨県山梨市牧丘町隼818−1
0553-35-2611
男女別内湯・露天風呂
大人700円、小人500円(2時間まで)、別途休憩プランあり
10:00 ~ 21:00

はやぶさ温泉に再訪しました。
前回訪問したのは2004年10月31日です。
2004年は私が本格的に温泉めぐりをはじめた最初の年で、まだ右も左も分からない時期でした。
それからもう10年以上、記憶もおぼろげになり、ほぼ初訪みたいな感覚です。

駐車場に車を停めると「温泉入口」「温泉通路」などと書かれた看板があります。
それに従って行くと正面玄関に辿り着くのですが、こんな感じのアプローチだったっけ? と思うほど、殆ど記憶に残っていません。

同じことを度々書いていますので、「またか!?」と思われる方も多いかもしれませんが、期間が空いた再訪は、過去の記憶を呼び覚ましながら、新鮮な感覚を味わう事が出来るので、大好きです。

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建物に入ると等身大の二次元少女(この場合は三次元と呼ぶべきか?)がお出迎え。
首から下げているイラストが元になっているっぽいですが、イラストとのギャップが・・・
ん~・・・ なんと言うか、手作り感凄いです。

玄関先のアプローチや、初訪問時もいたのかどうか、二次元少女の記憶は全くありませんが、良いお湯だったと言う記憶だけは割と鮮明に覚えています。
「こんな温泉めったにない」と自信満々に掲示されているのが心強いです。

さて、そんなわけで久しぶりのはやぶさ温泉。
まずは内湯。湯舟がひとつあるだけのシンプルなもので、無色透明のお湯がダバダバと掛け流しになっています。
特徴的な鯉の湯口、これははっきりと覚えていましたが、健在でした。
口からドバーっとお湯が注がれています。

肌触りがツルツルで、ほんのり硫黄臭が香る優しいお湯です。
浴槽内のお湯は少し温めで40度前後で決して高くはありませんが、お湯の鮮度が良く気持ちが良いので普段よりも長めに浸かってしまい、結果的に体が芯から温まり汗だくになります。
しばらくじっとしていると体毛に細かい気泡が付着するのが分かります。

再訪すると「あれ?こんなお湯だったっけ?」と落胆する事も多いですが、このはやぶさ温泉に関してはその逆、良い意味での「あれ?こんなお湯だったっけ?」となりました。

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続いて露天風呂。
内湯からそのまま外に出る事が出来ます。
岩風呂になっており、こちらにも内湯と同じ源泉が掛け流しにされています。

季節柄少し湯気蒸す内湯と違い、こちらはカラっとした空気で気持ち良いです。
お湯は内湯よりも更に少し温め。
内湯の鯉湯口を見た直後なので、少し物足りなく感じてしまうシンプルな湯口から、源泉がチョロチョロと注がれています。

新湯投入量は内湯の圧勝。なので、内湯でお湯に浸かる時間の方が長かったですが、この露天も結構気持ち良かったです。

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山梨にはここに限らず良い温泉が沢山ありますが、泉質的には申し分無いうえに、私が湯めぐり初めて間もない頃に入ったと言う思い出補正もあり、かなり好きな一湯です。

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2016年 2月7日 ー 再訪・日帰り入浴

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