鹿児島県

はらら温泉 (はらら温泉) ★3.5

ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
(源泉名:甲突川右岸14号)
43.2度 / pH8.3 / H21.8.3
Li+ = 0.5 / Na+ = 703.7 / K+ = 11.4 / Ca+ = 11.1
Mg+ = 5.6 / Sr+ = 0.2 / NH4+ = 0.5
F- = 0.9 / Cl- = 524.2 / HCO3- = 353.9 / SO4- = 409.6
Br- = 0.7 / CO3- = 2.4
H2SiO3 = 47 / HBO2 = 11.9
成分総計 = 2107mg

鹿児島県鹿児島市原良町1817
099-253-9789
男女別内湯・サウナ・水風呂・電気風呂など
大人(中学生以上)420円、小学生150円、幼児80円
8:00 ~ 22:00 (土日祝は6:00~)

紅鮭の実家からほど近くにある温泉です。
ちなみに、紅鮭の実家からだと車で10分少々。武岡団地の方に抜けるトンデモナイ急傾斜の坂道を登って、少し走った先にあります。
そんなこと言われても、紅鮭の実家がどこだか分からない方からしたら、だから何だとなんですよね。その通りなのですが、そんなこと言われましても、当方としてもどうしようもないのです、はい。

と言う訳で、紅鮭の実家からもほどはらら温泉です。
どーでも良いけど、「はらら」ってどういう意味だか気になりますよね? 絶対気になりますよね? 「はにゃにゃ?」とか「はわわ~」みたいな、萌え系な謂われでもあるのかな?って、みなさん気になって仕方ありませんよね?
何故はらら温泉なのかと言うと・・・
地名が「原良町」だからなのです。だから、町名をそのまま取って、はらら温泉。

はい、解散!!!

さて、そんなわけで、紅鮭の実家からも近くて名前がちょっと気になるはらら温泉。
辿り着いてみると、何ともいぶし銀な、レトロでノスタルジックな風情のある素敵なお建物でした。
この外観だけで焼酎のツマミになりそうです。

外観から期待出来る通り、内部も渋いです。
高い天井で、男女の仕切りは塀瓦、その塀瓦に沿って湯舟が並んでいます。
この風情だけで焼酎がおかわり出来ます。実に見事な風情です!

お湯は塩化物泉との事。
鹿児島市内には温泉銭湯が沢山ありますが、基本的にどこも塩化物泉なんですよね。
きっとそういう湯脈があるのかもしれません。
たいして変哲の無いお湯ですが、残念ながら塩素循環がされているようで、浴感に乏しく、ほんのりと塩素臭も漂ってきます。

湯口から源泉が注がれており、それを口に含むと僅かな塩分と渋みを感じとる事が出来ますが、ジェットバスで撹拌されたお湯は鮮度が損なわれてしまっており・・・
まぁ、温泉だと思って行くと落胆しますが、銭湯だと思って行く分には申し分ない訳で。

とは言え、この風情は何とも言い難く、とても素敵です。
もし私が将来紅鮭の実家に住んだとしたら・・・
うーん、たまには行くかな?

年季を感じる外観と内部は一度は見るべき価値のある素敵な温泉です。
泉質だけ求めたらもう少し頑張って欲しいですが、殊風情だけに限って言えば、鹿児島でも上位に来る素晴らしい一湯です。
数泉が好きな温泉ファンの方であればきっと満足されると思いますよ~?

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2015年 9月22日 ー 初訪問・日帰り入浴

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