青森県

阿保温泉民宿 (板留温泉) ★3.5

ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉
(板留源泉) 63.5度 / ph7.31 / H17.6.1
Na+ = 254 / K+ = 13.3 / MH4+ = 0.5 / Ca++ = 290.1
Mg++ = 4.6 / Cl- = 204.2 / F- = 1.3 / Br- = 0.5
SO4– = 940.5 / HCO3- = 72.6 / H2SiO3 = 128.4
HBO3 = 18.4 / 成分総計 = 1929mg

青森県黒石市板留宮下13
0172-54-8359
男女別内湯
300円
立ち寄り時間要相談

板留温泉の芒硝泉はとてもピュアで入っていて気持ちが良いので大好きです。
ただ、どこのお宿も立ち寄り入浴が基本的に不可ではないものの、お断りされる事が多いんですよね。
聞いた話によると、共同源泉だけど利用した分だけ使用料が発生する仕組みらしく、どこのお宿も宿泊者がいる時にしかお湯を張らないのだそうです。
そのため、宿泊者がいる時でないとお湯を張らないし、宿泊者がいたらいたで宿泊者優先になってしまい、日帰りをお断りする事になってしまうのです。
ここ阿保温泉旅館さんにも以前日帰り入浴をお願いした事がありましたが、入れて頂くことが出来ませんでした。

と、いう事で、宿泊しようとなった訳です。
弘前で桜を見て、夕食を済ませてから一泊朝食付きで宿泊させて頂きました。

お風呂は男女別で内湯のみです。
お宿の規模からすると相応と言った感じですが、小ぢんまりとしていてシンプルな浴室です。

張られているお湯は板留の共同源泉。
無色透明、芒硝臭あり、少し熱めでビリビリする刺激のある、個人的に大好きなお湯です。
浴後にベタつく事もなく、肌触りサラサラになります。

何の変哲もない水道管湯口ですが、温泉成分が白く析出していて、ただのお湯でない事がわかります。
蛇口を捻ると素手では触れない程に熱い源泉が注がれる仕組み。

この日は私達以外にも宿泊者がおり、浴槽内の温度は適温に調整されていましたが、入浴時は他の方の迷惑にならない程度に少し温度を高めに調整して芒硝泉の特徴を存分に堪能させて貰いました。

ひっそりと地味に頑張っている印象の板留温泉ですが、ここ最近は廃業してしまう宿もちらほらと出ているようです。
ここ阿保温泉旅館さんも含めて、行けるうちに通いたいですね。

芒硝泉が好きな人であれば是非とも訪れてみて欲しい一湯です。

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2015年 5月3日 ー 初訪問・宿泊

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