秋田県

元湯 雄山閣 (男鹿温泉) ★4.0

ナトリウム-塩化物泉
(源泉名:男鹿温泉第2号井戸) 55度 / pH7.6
毎分200L / 動力揚湯 / H17.7.4
Na+ = 1349 / K+ = 89.5 / Li+ = 2.8 / Hn+ = 0.5
Ca++ = 238.8 / Mg+ = 105 / Sr+ = 6 / Fe+ = 3.3
Cl- = 2403 / F- = 0.5 / Br- = 8.4 / HCO3- = 1022
SO4- = 229.2 / H2SiO3 = 113.4 / HBO2 = 23.4 / CO2 = 55
成分総計 = 5650mg

秋田県男鹿市北浦湯本草木原52
0185-33-3121
男女別内湯・露天
700円
11:00~15:00 (最終入館14:30)

男鹿温泉は秋田県の男鹿半島にあります。
うん、これだけ書くと、そりゃそーだろって話なんですけどね。
男鹿半島にあるから男鹿温泉なのです、はい。男鹿温泉です。

で、今回訪れた男鹿温泉の雄山閣。以前から入りたいと思っていた所なのですが、いかんせん、東京から行くには滅茶苦茶遠い!!!
しかも、秋田まで来たら、秋田の先っぽみたいな男鹿半島の手前にも色々と良い温泉が沢山あるわけでして。
そんなわけで、やっとの思いで訪問する事が出来た次第です。


秋田と言えばなまはげが有名ですけど、男鹿半島はそのなまはげのメッカとも言える場所だったりします。
館内入るとあちこちでなまはげアピールが凄い!
お風呂も「なまはげの湯」なのだそうです。

で、そのなまはげの湯。
湯口がなまはげなんですよね!

実はこれ、訪問前から温泉仲間の友人に聞いていたので知っていました。
それだけに、是非とも自分の目でも実際に入って確認したかったんですよね。

なんというかですね、見事になまはげなんです!
しかもこのなまはげ湯口、まるで間欠泉のように、不規則にブシュー!!!っと、蒸気交じりの熱湯を吐き出すんです。

ただでさえ見た目のインパクトが凄い湯口なのに、お湯の注がれ方も強烈。
ある意味、なまはげのイメージにピッタリ!?

↓動画で見た方が分かりやすいです。

肝心のお湯もなかなか良いです。
ほんのり緑色を帯びた微濁のお湯は、しっとりペタペタする特徴的な塩化物泉です。
お湯からはほんのりと金気臭と潮臭が漂っており、少し重めのお湯に浸かっていると体が芯から温まり汗が引かなくなります。

お湯は勿論掛け流し。
湯口から注がれる源泉が直撃する箇所が析出で盛り上がっています。
これだけ見ても良いお湯であることが分かりますね!

露天風呂にもなまはげがいました。
ただ、こちらのなまはげは普通のなまはげです。(なまはげに普通とかあるのかは不明ですが・・・)

湯口はなまはげとは別にあります。
こちらも内湯と同じように不定期に「ぶほっ!ぶほっ!!!」と、今にも配管が壊れそうな感じでお湯を噴き出していましたが、同じお湯でもなまはげの口から注がれていないだけで、少しだけ残念な気がしてしまうんですよね。
何故なのでしょう・・・?

しっかり屋根が掛かっているので、露天風呂と言ってもあまり解放感はありません。
でもお湯だけに限って話をしたら、こちらも掛け流しで気持ちが良く、いつまでもゆっくりと浸かっていたくなるような良泉でした。

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↓ 女湯もなまはげ湯口

湯口の印象が強すぎますけど、良い温泉です。
成分が濃すぎる為に、パイプに温泉成分が固着してメンテナンスに苦労している事が伺い知れます。

いつ来てもなまはげが元気よく源泉を噴き出している事を願っています。
東京から行こうと思うと男鹿半島は遠いですが、是非とも機会を作って宿泊をして、一晩中なまはげ湯口を眺めながら過ごしたいと思いました。

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2012年 8月6日 ー 初訪問・日帰り入浴

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